9.2 トレース機能のセットアップ方法
本製品をインストールしたあと,トレース機能を有効にするために次の手順でセットアップをしてください。
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Server要素に子要素として設定を追記する。
${CATALINA_BASE}/conf/server.xml(Tomcatのサーバ設定ファイル)に記載されているServer要素の子要素として,次の内容を追記してください。Server要素のほかの子要素よりも前に記載することを推奨します。
<Listener className="com.cosminexus.appruntime.tomcat.tracer.ServerComponentHandler" />
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Engine要素に子要素として設定を追記する。
${CATALINA_BASE}/conf/server.xml(Tomcatのサーバ設定ファイル)に記載されているEngine要素の子要素として,次の内容を追記してください。Engine要素のほかの子要素よりも前に記載することを推奨します。
<Valve className="com.cosminexus.appruntime.tomcat.tracer.RequestTraceValve" />
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Resource要素のjdbcInterceptors属性に設定を追記する。
次のファイルに記載されているResource要素のjdbcInterceptors属性にcom.cosminexus.appruntime.tomcat.tracer.JdbcTraceHandlerを追記してください。ただし,Resource要素のfactory属性がorg.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactoryの場合に限ります。
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${CATALINA_BASE}/conf/server.xml(Tomcatのサーバ設定ファイル)
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${CATALINA_BASE}/conf/context.xml(Tomcatのコンテキスト設定ファイル)
なお,設定を追記しない場合は,Tomcat JDBC Connection Poolのトレースを取得できません。
設定を追記する例を次に示します。太字が追記する個所です。
<Resource ・・・省略・・・ factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" ・・・省略・・・ jdbcInterceptors="com.cosminexus.appruntime.tomcat.tracer.JdbcTraceHandler" ・・・省略・・・ />
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Context要素に子要素として設定を追記する。
${CATALINA_BASE}/conf/context.xml(Tomcatのコンテキスト設定ファイル)に記載されているContext要素の子要素として,次の内容を追記してください。Context要素のほかの子要素との記載順序は問いません。
<Loader loaderClass="com.cosminexus.appruntime.tomcat.tracer.WebappTraceClassLoader" />
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Eclipse Jersey以外のJAX-RSクライアントを使用する場合,ユーザプログラムを変更する。
Eclipse Jersey以外のJAX-RSクライアントを使用する場合は,ユーザプログラム中のClientオブジェクトにJaxrsClientTraceFeatureを登録する必要があります。登録しない場合,JAX-RSクライアントのトレースを取得できません。登録する例を次に示します。
import javax.ws.rs.client.Client; import com.cosminexus.appruntime.common.tracer.JaxrsClientTraceFeature; Client client = <Clientオブジェクトの取得>; client.register(JaxrsClientTraceFeature.class); // JaxrsClientTraceFeatureの登録
なお,Eclipse Jersey 2.x系を使用する場合は,ユーザプログラムの変更は不要です。この手順を実施する必要はありません。
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必要に応じてconfig.properties(本製品の設定ファイル)のプロパティを設定する。
config.properties(本製品の設定ファイル)については,「13.2 config.properties(本製品の設定ファイル)」を参照してください。