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uCosminexus Application Runtime for Spring Boot ユーザーズガイド


18.3.4 指定可能な環境変数

本製品で指定可能な環境変数を次に示します。

表18‒10 setenv.sh(Tomcat起動時の環境変数定義ファイル)に記述する変数定義

setenv.shに記述する変数名

説明

省略可否

JRE_HOME

Javaのインストールディレクトリを指定します。

exportを先頭に付与して指定してください。

必ず指定してください。

ただし,次のどちらかの条件を満たす場合は,「export JRE_HOME」と指定できます。

  • 環境変数JAVA_HOMEに,利用しているJDKのインストールディレクトリが指定されている

  • 環境変数PATHに,利用しているjavaコマンドが格納されたディレクトリが指定されている

_RUNJAVA

本製品が提供するラッパースクリプトを起動します。

<本製品のインストールディレクトリ>/script/wrapper.sh

を必ず指定してください。

必ず指定してください。

PROCESS_MONITOR_CONFIG_PATH

config.properties(本製品の設定ファイル)のパスを絶対パスで指定します。

exportを先頭に付与して指定してください。

指定を省略できます。

省略した場合,次のパスのファイルを指定したものと見なします。

<本製品のインストールディレクトリ>/conf/config.properties

重要

環境変数CATALINA_BASEを設定し,かつ,${CATALINA_BASE}/binにsetenv.sh(Tomcat起動時の環境変数定義ファイル)が存在する場合は,${CATALINA_BASE}/binにあるsetenv.sh(Tomcat起動時の環境変数定義ファイル)が修正対象となります。その場合,${CATALINA_HOME}/binのsetenv.sh(Tomcat起動時の環境変数定義ファイル)は読み込まれなくなります。