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uCosminexus Application Runtime for Spring Boot ユーザーズガイド


14.1.10 プロセスモニタの起動スクリプト

プロセスモニタの起動スクリプトは,実行可能JAR/WARプロセスを監視するプロセスモニタを起動し,その後実行可能JAR/WARプロセスを起動します。次に示す指定方法で起動します。

形式
starter.sh [<Javaパス>] [<JavaVMオプション>…] -jar <実行可能JAR/WARファイルパス>  [<アプリケーション引数>…]
引数

プロセスモニタの起動スクリプトのオプションを次の表に示します。

表14‒2 プロセスモニタの起動スクリプトのオプション

オプション

説明

省略の可否

省略時の動作

<Javaパス>

プロセスモニタ,および実行可能JAR/WARの実行に利用するJavaのパスを指定します。

省略可

次の優先順で,利用可能なJavaを探索して利用します。

  • /opt/Cosminexus/jdk/bin/java

  • 環境変数JAVA_HOME/bin/java

  • 環境変数PATHに含まれるディレクトリに存在するjava

<JavaVMオプション>

実行可能JAR/WARプロセスに適用するJavaVMオプションを指定します。ただし,次に示すオプションは,オプションの値が追加されます。

  • loader.pathシステムプロパティ

また,次に示すオプションは,指定が無効になります。

  • -cpまたは-classpath

省略可

本製品によって自動的に追加されるオプション以外は,JavaVMのデフォルト値となります。

-jar <実行可能JAR/WARファイルパス>

Spring Bootを利用して作成した実行可能JARファイル,または実行可能WARファイルを指定します。

必須

-

<アプリケーション引数>

実行可能JAR/WARプロセスのアプリケーション引数を指定します。

省略可

引数がない状態で起動します。

また,起動スクリプトstarter.shのインストール先は次のとおりです。

<本製品のインストールディレクトリ>/bin