11.6.3 スナップショットログの多重実行に関する注意事項
uCARTでは，Tomcatサーバプロセスのパフォーマンスの劣化を防止するため，スナップショットログ収集中は，新規のスナップショットログ収集要求を受け付けません。
ただし，障害検知後に時間的猶予がない場合もあるため，障害検知時には既存の処理と並行して収集します。障害検知後に時間的猶予がない場合の例として，オーケストレーションツール管理下のコンテナ環境などで，コンテナが強制削除されるなどが挙げられます。
スナップショットログ多重実行時の既存の処理と新規の処理の動作を次の表に示します。
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既存の処理 |
新規の処理 |
多重実行時の 既存の処理の動作 |
多重実行時の 新規の処理の動作 |
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スナップショットログ収集コマンド |
実行中の処理を継続する。 |
収集処理を開始しない。 |
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スナップショットログ収集REST API |
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障害検知 |
収集処理を開始する。 |