7.2 システムを停止する
起動したコンテナのコンテナIDを指定してdocker stopコマンドを実行します。これによって,TomcatサーバプロセスおよびTomcatプロセスモニタが停止します。
一定時間内にTomcatサーバプロセスが正常停止できずに異常停止した場合,スナップショットログの収集および出力をするための猶予時間が必要です。そのため,「-t」オプションで,SIGKILLが送出されるまでの待機時間を延長することを推奨します(デフォルトは10秒です)。
docker stopコマンドの指定例を次に示します。
$ docker stop -t 60 <コンテナID>
下線部のSIGKILL待機秒数は任意です。ここでは例として60秒を指定しています。スナップショットの収集と出力を完了させるために必要な時間を指定してください。