27.4.1 数字項目のけた拡張機能で対象となる機能

数字項目のけた拡張機能に対応する機能を次に示します。

表27-3 数字項目のけた拡張機能に対応する機能

種類機能名数字項目のけた拡張機能への対応
規格基本機能※1
順編成ファイル※1
相対編成ファイル※1
索引編成ファイル×
整列併合×
プログラム間連絡
組み込み関数×
オブジェクト指向×
共通例外処理※2
再帰呼び出し
利用者定義関数×
局所場所節(LOCAL-STORAGE SECTION)
原始文操作
自由形式正書法
TYPEDEF句とSAME AS句
翻訳指令
区分化
X/Openテキスト編成ファイル
ファイル共用(ファイルシェア)順編成ファイル
相対編成ファイル
ISAMによる索引編成ファイル×
テキスト編成ファイル
CSV編成ファイル×
HiRDBによる索引編成ファイル×
コマンド行および環境変数へのアクセス×
画面節(SCREEN SECTION)による画面操作※3×
C言語インタフェース×
インタナショナリゼーション×
拡張機能日本語×
ブール演算×
アドレス操作×
1バイト2進およびCOMP-X項目×
浮動小数点項目×
報告書作成機能×
ISAMによる索引編成ファイル機能の拡張(合成キー,逆順読み)×
CSV編成ファイル×
HiRDBによる索引編成ファイル×
ラージファイル入出力順編成ファイル
相対編成ファイル
テキスト編成ファイル
CSV編成ファイル×
HiRDBによる索引編成ファイル×
COBOL入出力サービスルーチン×
バイトストリーム入出力サービスルーチン※3×
ファイル入出力拡張機能
画面節(WINDOW SECTION)による画面操作※3×
COPY文の接頭辞/接尾辞
ファイルのディスク書き込み保証順編成ファイル
相対編成ファイル
ISAMによる索引編成ファイル×
テキスト編成ファイル
CSV編成ファイル×
HiRDBによる索引編成ファイル×
データコミュニケーション機能※4×
XDMによるデータベースシュミレーション機能×
マルチスレッド環境
エンディアン切り替え※4
Unicode機能※4
デバッグ機能実行時デバッグ機能
テストデバッグ機能
カバレージ機能
連携機能XML連携機能※3×
Cosminexus連携機能×
(凡例)
○:使用できる
×:使用できない
注※1
19~38けたの数字項目および数字定数を指定できない個所や文については,マニュアル「COBOL2002 言語 拡張仕様編 21. 数字項目のけた拡張機能」を参照してください。
注※2
-MaxDigits38オプションを指定した場合,次の例外名は指定できません。
EC-SIZE,EC-SIZE-EXPONENTIATION,EC-SIZE-OVERFLOW,EC-SIZE-TRUNCATION,EC-SIZE-UNDERFLOW,EC-SIZE-ZERO-DIVIDE
注※3
HP-UX(IPF64)で有効です。
注※4
Linux(x64)で有効です。