IF文は,条件を評価し,真ならばTHENの処理を,偽ならばELSEの処理を実行します。
IF文については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編 10.8.23 IF文」を参照してください。
IF文の処理の流れを次に示します。
図5-5 IF文の処理の流れ
![[図データ]](figure/zu053600.gif)
IF文の例を次に示します。
- (例1)
- THEN節とELSE節の両方に手続きがある場合
- 実行例
![[図データ]](figure/zu053700.gif)
- 処理の流れ
![[図データ]](figure/zu053800.gif)
- (例2)
- THEN節だけに手続きがある場合(ELSE NEXT SENTENCEを省略したとき)
- 実行例
![[図データ]](figure/zu053900.gif)
- 処理の流れ
![[図データ]](figure/zu054000.gif)
- C1に対する文1はa1で,文2は省略されています。
- C2に対する文1はa2で,文2はa3です。
- C3に対する文1はS2で,文2はS3です。
- C4に対する文1はS5で,文2は省略されています。
- 省略されているELSE NEXT SENTENCEを補うと,例2の実行例は次のようになります。
- 実行例
![[図データ]](figure/zu054100.gif)