37.4
実行時の注意事項
Linux(x86) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002の実行時の注意事項を次に示します。
Linux(x86) COBOL85で作成した実行可能ファイル,または共用ライブラリは,COBOL2002環境下で実行および呼び出すことはできません。COBOL2002環境下で,COBOL85で作成したプログラムが実行または呼び出された場合,KCCC0117R-Sのメッセージが出力されます。
実行時には,環境変数CBLLANGにUNICODEを指定しなければなりません。環境変数CBLLANGなどのUnicode機能で使用する環境変数については,「
26. Unicode機能(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)
」の「
26.4.2 実行
」を参照してください。
日本語文字,半角かたかななど,UTF-8で多バイトとなる文字は,ファイル名に使用できないなどの制限があります。詳細は,「
26.7.3 実行時の制限事項
」を参照してください。