24.5.1 HTMLトランスレータを使ったHTMLファイルの変換

HTMLトランスレータでHTMLファイルをCOBOLソースファイルに変換するには,次のように指定します。

形式

cblhtmtr 〔-H2cbl〕 HTMLファイル名 〔…〕

-H2cbl
固定形式ソースに変換するオプションです。オプションを指定しなかった場合は,-H2cblが仮定されます。
HTMLファイル名
COBOLソースファイルに変換したいHTMLファイルの名前を指定します。複数のHTMLファイル名を指定した場合,別々のCOBOLソースファイルに変換されます。
戻り値
0:正常終了した場合
1:変換中にエラーが発生した場合
規則
  • HTMLファイル名に指定できるのは,拡張子が.htm,および.htmlのファイルだけです。
  • HTMLファイル名に指定するファイル名またはディレクトリ名に空白が含まれる場合,ファイルを引用符( " )で囲って指定します。
  • ファイル名の長さが30バイトを超える場合,HTMLファイル名に指定できません。
  • HTMLファイル名に指定するファイル名は,COBOLのプログラム名の構文規則に従った名称でなければなりません。プログラム名に指定した英小文字,ハイフン(-),#,¥,@はコンパイル時に別の文字に変換されるため,CBLFILLTEMPLATEサービスルーチンに指定するHTMLファイル名に使用しないでください。
  • 絶対パス名の長さが255バイトを超えるファイル名は,HTMLファイル名に指定できません。
  • 出力されるCOBOLソースファイルの名称は,「HTMLファイル名.cbl」となります。
  • 出力されたCOBOLソースファイルのPROGRAM-IDは,HTMLファイル名から拡張子を除いた名称になります。
  • HTMLファイルの変換中にエラーが発生した場合,エラーメッセージが出力されます。出力されるエラーメッセージの形式は,コンパイラが出力するメッセージと同じです。
注意事項