-NumCsvオプションを指定してCSV編成ファイルの入出力をする場合,無視したい文字列を指定します。
詳細は,「6.8.5 セルデータを数値として入出力する機能」の「(3) 数値として入力するとき,不要な文字列を無視する機能」を参照してください。
CSVファイルのREAD文実行時に,セルと対応しない未使用の基本項目を初期化する場合に指定します。
詳細は,「6.8.7 入力時の未使用項目の初期化機能」を参照してください。
入出力動作を指示する下記のオプションをファイル単位に指定します。
SELECT A-FILE ASSIGN TO SYS000.
CBLD_A_FILE=ISAMDL:NOISAMPREV
CBLD_A_FILE=ISAMDL:NOISAMDL
設定できるオプションを次に示します。次に示すオプション以外は無効となります。
ISAMDLは,索引編成ファイルでOPENモードがOUTPUTの場合,既存のファイルを削除して再生成します。NOISAMDLは,ファイルの削除はしません。省略時はNOISAMDLが仮定されます。
ISAMPREVは,索引編成ファイルでSTART文の指定がLESS,LESS THAN OR EQUAL,およびLASTの場合,あとに続くNEXT指定のREAD文でキーの降順に呼び出します。NOISAMPREVは,START文の指定に関係なく,NEXT指定のREAD文はキーの昇順に呼び出します。省略時はISAMPREVが仮定されます。
SAMAADVは,ADVANCING指定を書かないWRITE文にAFTER ADVANCING 1 LINEを仮定します。NOSAMAADVはこれを仮定しません。省略時はNOSAMAADVが仮定されます。
SAMAADVとSAMBADVを同時に指定した場合は,あとに設定した方が有効となります。
CSVQUOTEは,CSV編成ファイルのWRITE文でセルの内容を出力するとき,データを引用符( " )で囲みます。NOCSVQUOTEは,引用符を付けません。省略時はCSVQUOTEが仮定されます。
NOCSVQUOTEを指定した場合の詳細は,「6.8 CSV編成ファイル(表計算プログラムファイル)」を参照してください。
CSVWRITESPACEは,CSV編成ファイルのWRITE文で,出力するレコードの基本項目のデータの最後の空白文字を出力します。NOCSVWRITESPACEは,データの最後の空白文字を出力しません。なお,省略時はNOCSVWRITESPACEが仮定されます。
CSVWRITESPACEを指定した場合の詳細は,「6.8.8 データの後の空白文字を出力する機能」を参照してください。
CSVTABSEPARATEDは,CSVファイル入出力機能でセルデータをタブ文字区切りで入出力します。NOCSVTABSEPARATEDはセルデータにコンマ(,)区切りで入出力します。なお,省略時はNOCSVTABSEPARATEDが仮定されます。
CSVTABSEPARATEDを指定した場合の詳細は,「6.8.9 セルデータをタブ文字区切りで入出力する機能」を参照してください。
強制的にディスク書き込みをするかしないかを指定します。
FSYNCを指定した場合,プログラムの終了時,またはCLOSE文の実行終了時に,COBOLプログラムの環境部のファイル記述項で指定したファイル名のファイルに対して,強制的なディスク書き込みを適用します。
WDISKを指定した場合,WRITE文,REWRITE文,またはDELETE文の実行終了時に,COBOLプログラムの環境部のファイル記述項で指定したファイル名のファイルに対して,強制的なディスク書き込みを適用します。
NOFSYNCを指定した場合は,ディスクへの書き込み保証が適用されません。
FSYNC,NOFSYNC,WDISKのどれかを同時に指定した場合は,あとに指定した方が有効となります。また,FSYNC,NOFSYNC,WDISKのどれも指定しない場合は,環境変数CBLFSYNCの指定に従います。
ファイルのディスク書き込み保証機能についての詳細は,「14.1 ファイルのディスク書き込み保証」を参照してください。
SAMENDIOは,固定長形式の順ファイルでファイルサイズがレコード長の整数倍ではなく,ファイルの最終レコードが定義レコード長よりも短い場合でも入出力できるようにします。
NOSAMENDIOでは,ファイルの最終レコードが定義レコード長より短い場合,エラーになります。標準値は,NOSAMENDIOになります。
詳細は,「6.11.1 ファイルサイズがレコード長の整数倍でない固定長形式の順ファイルの入出力」を参照してください。
LARGEFILEは,ラージファイル(ファイルサイズが2GBより大きいファイル)に対しても入出力ができるようにします。
NOLARGEFILEでは,ラージファイルに対してアクセスした場合,エラーになります。標準値は,NOLARGEFILEになります。詳細は,「6.10 ラージファイル入出力機能」を参照してください。
NOINBUFSIZEは,指定されたファイルのバッファサイズ制御による入力時に,環境変数CBLINBUFSIZEで設定された値を無効にします。NOOUTBUFSIZEは,指定されたファイルのバッファサイズ制御による出力時に,環境変数CBLOUTBUFSIZEで設定された値を無効にします。詳細は「6.11.2 ファイルバッファサイズ指定機能(HP-UX(IPF),Linux(x86),Linux(x64)で有効)」を参照してください。
プロセス内のすべてのファイルに対して,クローズ時のディスクへの書き込み保証を適用したいときにYESを指定します。YES以外の値を指定したときは,無効となります。
詳細は,「14.1.2 ファイルクローズ時のディスク書き込み保証の指定方法」および「13.6 COBOL入出力サービスルーチンでのディスク書き込み保証」を参照してください。
OPEN文のモードがINPUT指定のバッファサイズ制御によるファイル入力時に,使用するバッファサイズを2,000,000,000(約2GB)までの数値で指定します。
既存の索引ファイルに対してOPEN OUTPUTを実行した場合,旧ファイルを削除後,ファイルを新しく作成したいときにYESを指定します。指定しなかったときや,YES以外の文字を指定したときは,NOが仮定されます。このとき,既存のファイルに対しての追加書きとなります。
ラージファイル入出力機能の対象である実行単位中のすべてのファイルに対して,ラージファイル入出力機能を適用するときにYESを指定します。詳細は「6.10 ラージファイル入出力機能」を参照してください。
OPEN文のモードがOUTPUT/EXTEND指定のバッファサイズ制御によるファイル出力時に,使用するバッファサイズを2,000,000,000(約2GB)までの数値で指定します。
HiRDBによる索引編成ファイルで,レコード中に保証されないデータが含まれていないかをチェックする場合にYESを指定します。
詳細は「6.9.5(5)(b) データチェック機能」を参照してください。
RDBファイル入出力機能を使用する場合,INPUTモードで開いたファイルに対し,内部的に発行するSELECTに「WITHOUT LOCK WAIT」の排他オプションを付加するときにYESを指定します。
詳細は「6.9.5(4) HiRDBによる索引編成ファイル固有のファイル共用を参照してください。
HiRDBによる索引編成ファイルに対して出力モードでファイルを開く場合,すでにファイル内に存在するレコードを高速で削除したいときにYESを指定します。
詳細は「6.9.5(5)(a) 出力ファイルの高速オープン機能」を参照してください。
書式印刷機能を使用したプリンタ出力するときの印刷サービス名称を指定します。
詳細は,「8.4 XMAP3による印刷(HP-UX(IPF),AIX(32),Solaris(SPARC)で有効)」を参照してください。
HiRDBによる索引編成ファイルに対して,COMMIT文,ROLLBACK文によってRDBアクセスのトランザクション管理を行う場合にYES,AUTO,またはMANUALを指定します。
詳細は「6.9.5(1)(a) 環境変数CBL_RDBCOMMIT」を参照してください。
ファイル入出力での入出力ファイル名を指定します。
詳細は,「6.2.2 環境変数指定」を参照してください。