6.2.2 メッセージ一覧
- 〈この項の構成〉
(1) メッセージの記載形式
本マニュアルでのメッセージの記載形式を次に示します。
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メッセージID
メッセージ本文(太字は埋め文字を示します)
契機:メッセージが出力される契機を示します。
対処:メッセージが出力されたときの対処方法を示します(メッセージの種類がEまたはWの場合)。
(2) メッセージ一覧
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KNBD00000-E
保存できる会話履歴の上限に達しました。不要なスレッドを削除してください。スレッドが削除されるまで表示されている会話内容は保存されません。
契機:会話履歴の保存上限に達したとき。
対処:不要なスレッドを削除してください。
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KNBD20000-I
{"question": "質問文", "user": "JP1CSユーザー名", "workflow": "ワークフロー名"}
契機:問合せを送信したとき。
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KNBD20001-I
{"answer": "回答文", "recommends": "レコメンド", "workflow": "ワークフロー名"}
契機:問合せの回答を受信したとき。
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KNBD20002-I
{"prompt_question": "プロンプトが生成した,はじめの質問", "workflow": "ワークフロー名", "nodes": "各ノードが使用するプロンプトと生成AIサービスのリスト", "invoke_id": "問い合わせ識別子"}
契機:問合せを送信したとき。
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KNBD20003-I
{"node": "ノード識別子", "intermediate_steps": "intermediate_steps", "invoke_id": "問い合わせ識別子"}
契機:エージェントノードの応答を受信したとき。
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KNBD20004-I
{"final_answer": "生成AIの最終回答", "recommends": "レコメンド", "invoke_id": "問い合わせ識別子"}
契機:問合せの回答を受信したとき。
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KNBD20005-E
連携する接続先への認証に失敗しました。接続情報およびシークレット情報を確認してください。エラー内容:エラー詳細
契機:連携する生成AIまたは検索サービスへの認証に失敗したとき。
対処:エラー詳細に「No API key provided.」と表示される場合,生成AIサービスのAPIキーをシークレット登録してください。エラー詳細に「Access denied due to invalid subscription key or wrong API endpoint.」と表示される場合,接続先に表示されるサービスのAPIキーまたはエンドポイントが正しく登録されていることを確認してください。エラー詳細に「Operation returned an invalid status 'Forbidden'」と表示される場合,接続先のAPIキーが正しく登録されていることを確認してください。
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KNBD20006-E
リクエストがタイムアウトしました。エラー内容:エラー詳細
契機:リクエストがタイムアウトしたとき。
対処:時間をおいて再度実行してください。繰り返し発生する場合はシステム管理者に連絡してください。
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KNBD20007-E
連携する生成AIサービスによる問い合わせの繰り返し回数上限またはタイムアウトが発生しました。エラー内容:エラー詳細
契機:以下のいずれかに該当したとき。
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連携する生成AIまたは検索サービスからの返答が遅い
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連携する生成AIとの問い合わせの繰り返し回数の上限に達した
対処:質問文を簡単な文章に変更して再度質問してください。繰り返し発生する場合は利用する接続先のモデルやリージョンなどの設定を見直してください。
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KNBD20008-E
内部エラーが発生しました。(エラー詳細)
契機:内部エラーが発生したとき。
対処:JP1 Cloud Serviceサポートにお問い合わせください。
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KNBD20009-E
連携する生成AIサービスのトークン上限に達しました。時間をおいて再度実行してください。エラー内容:エラー詳細
契機:生成AIのトークン上限に達したとき。
対処:時間をおいて再度実行してください。
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KNBD20010-E
連携する接続先への接続に失敗しました。接続情報を確認してください。エラー内容:エラー詳細
契機:連携する生成AIまたは検索サービスへの接続で問題が発生したとき。
対処:エラー詳細をもとに接続情報や接続先を見直してください。
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KNB20011-E
連携する接続先のAPI実行で次のエラーが発生しました。エラー内容:エラー詳細
契機:外部サービスのAPI実行に失敗したとき。
対処:エラー詳細をもとに連携するサービスで問題が起こっていないか確認してください。
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KNBD20012-E
連携する接続先の上限に達しました。エラー内容:エラー詳細
契機:外部サービスの何らかの上限に到達したとき。
対処:質問文を簡単な文章に変更して再度質問してください。
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KNBD20013-I
生成AI連携サービスの起動に成功しました
契機:生成AI連携サービスの起動に成功したとき。
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KNBD20014-I
生成AI連携サービスを終了します
契機:生成AI連携サービスを終了するとき。
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KNBD20015-E
設定ファイルの読み込みに失敗しました。設定ファイルを見直してください。ファイル名:ファイル名, エラー: エラー詳細
契機:設定ファイルの読み込み・バリデーションで失敗したとき。
対処:エラー詳細をもとに設定ファイルを修正してください。
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KNBD20016-E
設定ファイルにおいて、項目が定義されていません。(ファイル名:設定ファイル名,項目名:項目名)
契機:設定ファイルに項目が存在せずに失敗したとき。
対処:表示された項目名に関する設定を修正してください。
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KNBD20017-E
連携する生成AIサービスが設定されていません。(生成AIサービス名:生成AIサービス名)
契機:生成AIサービスが設定されていないとき。
対処:設定ファイルの連携する生成AIサービスに関する項目を修正してください。
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KNBD20018-W
指定されたツール(ツール名:ツール名)が存在しません。スキップします。
契機:対応するツールが存在しない場合。
対処:設定ファイルのツールに関する項目を見直してください。
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KNBD20019-E
連携する接続先への接続に失敗しました。ネットワーク設定を確認してください。エラー内容:エラー詳細
契機:ネットワーク設定などインフラにより連携する生成AIまたは検索サービスへの接続に失敗したとき。
対処:連携するサービスのネットワーク設定を見直してください。
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KNBD20020-E
登録対象がすでに存在するため、シークレットが登録できませんでした。(シークレットキー:シークレットキー)
契機:登録対象のシークレットがすでに存在するとき。
対処:登録しようとしているシークレットキーを見直してください。
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KNBD20021-E
編集対象が存在しないため、シークレットが編集できませんでした。(シークレットキー: シークレットキー)
契機:編集対象または削除対象のシークレットが存在しないとき。
対処:編集または削除しようとしているシークレットキーを見直してください。
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KNBD20022-E
シークレットの変更に失敗しました。他のユーザーと処理が重複した可能性があります。
契機:シークレットの追加/変更/削除時に排他を取得できないとき。
対処:時間をおいて再実行してください。
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KNBD20023-E
バリデーションに失敗しました。(パラメータ:パラメータ名)
契機:バリデーションに失敗したとき。
対処:リクエスト内容を見直してください。
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KNBD20024-E
生成AI連携基盤による問い合わせ実行処理でエラーが発生しました。エラー内容: エラー詳細
契機:生成AI連携基盤の問い合わせ処理の実行過程で,エラーが発生したとき。
対処:エラー詳細をもとに設定ファイルの見直しや,連携サービスの設定の見直し,リクエストの再実行をしてください。
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KNBD20025-E
システムプロンプトの生成に失敗しました。エラー内容:エラー詳細
契機:プロンプトの追加または編集時に,プレースホルダを削除したり,想定していないプレースホルダを追加したとき。
対処:プロンプト定義ファイルを見直してください。
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KNBD20026-I
ログの出力抑止は有効|無効です。
契機:サービス起動時。
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KNBD20027-W
設定ファイルが存在しませんでした。バックアップからデフォルトの設定ファイルを復元しました。(ファイル名:設定ファイル名)
契機:設定ファイルを削除したとき。
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KNBD20028-E
指定されたワークフローまたはワークフローに指定した内容が存在しません。設定情報を見直してください。(ワークフロー名:ワークフロー名)
契機:質問した時
対処:設定ファイルのワークフロー設定を見直してください。
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KNBD20029-E
定義されたワークフローのバリデーションに失敗しました。(ワークフロー名:ワークフロー名, エラー内容:エラー内容)
契機:設定を変更したとき
対処:設定ファイルのワークフロー設定を見直し,エラー原因を取り除いてください。
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KNBD20030-E
エージェントの実行中にエラーが発生しました。(エージェント名: エージェント名, エラー内容: エラー内容)
契機:質問時にエージェントノードでエラーが発生した場合
対処:エラー詳細をもとに設定ファイルの見直しや,リクエストの再実行をしてください。
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KNBD20031-W
指定されたプロンプト(プロンプト名:プロンプト名)が存在しません。デフォルトのプロンプトを利用します。
契機:設定ファイルのプロンプト(service.langchain.prompts[])に設定されたプロンプトが,プロンプト定義ファイルに存在しない場合
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KNBD20032-I
{"node": "ノード識別子", "message": "次ノードへのメッセージ", "invoke_id": "問い合わせ識別子"}
契機:オペレーターノードの応答を受信した時
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KNBD20033-E
指定されたツール(ツール名:ツール名)が一つも存在しません。
契機:プロンプトで指定したツール群に関して、設定値が存在するツールが一つも存在しない場合
対処:設定ファイルのプロンプト(service.langchain.prompts[])のツール指定と、設定ファイルのツール(service.langchain.tools[])を確認してください。
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KNBD20034-W
設定情報の整合性に問題があります。エラー内容はログを確認してください。警告状態で起動します。
契機:起動時に定義ファイル間の設定の整合性に問題がある場合。
対処:設定ファイルのプロンプト名やツール名がプロンプト定義ファイルやツールプロンプト定義ファイル名に存在するか確認してください。
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KNBD20035-E
エージェントに対して割り当て不可能なツールが割り当てられました。(エージェント名:エージェント名, ツール名: ツール名)
契機:エージェントノードに対して,紐づけ不可能な種別のツールが割り当てられたとき。
対処:設定ファイルのプロンプト(service.langchain.prompts[])のツール指定(tools)と適用するノード指定(applied_node)が正しいか確認してください。
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KNBD20036-I
ユーザープログラムを呼び出します。(invoke_id:問い合わせ識別子, ツール名: ツール名)
契機:ユーザープログラムを呼び出すとき。
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KNBD20037-I
ツール名: ツール名に設定されたスキーマを出力します。スキーマ: JSONスキーマ
契機:ユーザープログラム呼び出し機能を利用できるカスタムエージェントが含まれるワークフローが呼び出されたとき。
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KNBD20038-E
ユーザープログラムから不正な値が返却されました。(ツール名:ツール名, リクエストID: リクエストID, エラー内容: エラー内容)
契機:ユーザープログラムの戻り値が不正なとき。
対処:ユーザープログラムの戻り値を見直してください。
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KNBD20039-E
ユーザープログラムの実行処理中にエラーが発生しました。(ツール名:ツール名, リクエストID: リクエストID, エラー内容: エラー内容)
契機:ユーザープログラムの実行処理中にエラーが発生したとき。
対処:ユーザープログラムの処理や設定を見直してください。
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KNBD20040-E
ユーザープログラムの実行サービスでエラーが発生しました。(ツール名:ツール名, リクエストID: リクエストID, エラー内容: エラー内容)
契機:ユーザープログラムの実行サービスでエラーが発生したとき。
対処:ユーザープログラムの処理や設定,ユーザープログラムの実行サービスの設定を見直してください。
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KNBD20041-W
ワークフローにおいて仕様で定められた値を逸脱した設定を検知しました。(ワークフロー名:ワークフロー名, 警告内容: 警告内容)
契機:ワークフローで利用するエージェントノードやツールの設定が仕様から逸脱している場合。
対処:警告内容を確認と仕様を確認してください。