2.2.1 生成AIサービスとの連携設定
生成AIサービスと連携するために接続情報を設定する必要があります。Azure OpenAI,Amazon Bedrockとの連携時に必要な情報をそれぞれ以下の表に示します。なお,02-30以降は連携する生成AIサービスを複数定義し,利用ケースに合わせて指定する事ができます。
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# |
項目 |
内容 |
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1 |
Azure OpenAIについて必要な情報 |
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2 |
Azure OpenAIとの認証方法 |
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# |
項目 |
内容 |
|---|---|---|
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1 |
Amazon Bedrockについて必要な情報 |
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- 〈この項の構成〉
(1) 接続設定
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生成AIサービスについて必要な情報の設定
設定ファイル(ai_assistant.yml)の以下の項目に必要な情報を設定します。
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Azure OpenAIを使用する場合:
generative_ai.azureにAzure OpenAIについて必要な情報を設定します。
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Amazon Bedrockを使用する場合:
generative_ai.awsにAmazon Bedrockについて必要な情報を設定します。
設定ファイルの変更方法は「3.1.1 定義ファイルの変更方法」を参照してください。設定ファイルの詳細は「6.1.1 設定ファイル(ai_assistant.yml)」を参照してください。不要な生成AIサービスの設定(generative_ai.azure[]/aws[])はコメントアウトまたは削除してください。
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Azure OpenAIとの認証の設定(Azure OpenAIと連携する場合のみ)
連携する生成AIサービスとの認証のためにAPIキーの登録が必要です。APIキーは生成AI連携のチャット画面からシークレットとして登録します。シークレットの登録方法は「3.1.2 シークレットの追加・変更・削除方法」を参照してください。
登録する内容を以下の表に示します。
表2‒7 登録するAzure OpenAIのシークレット #
シークレットキー
シークレット
1
ai_assistant.generative_ai.azure.<リソース名(小文字)>
Azure portalのAzure OpenAIから該当リソースを選択し,[リソース管理]-[Key and Endpoint]に表示されるキー1もしくはキー2の値
(2) 利用設定(02-30以降)
接続設定を行った生成AIサービスをワークフロー内で利用するため,設定ファイル(ai_assistant.yml)に指定します。ワークフローの設定及びワークフロー内で利用する生成AIサービスの設定は「2.2.3 ワークフローの設定(02-30以降)」を参照してください。