1.7.2 ログのダウンロード方法
ユーザーはログをJP1 Cloud Service サービスポータルの「ログのエクスポート」機能※でダウンロードできます。
- 注※
-
「JP1」タブの「ログ一覧」からログを選択して,「エクスポート」を押下して実行する機能を指します。詳細は,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」の「9.1.3 エクスポート」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 一覧表示
ログ一覧に表示する項目と説明を以下に示します。ログの一覧表示の詳細は,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」の「9.1.1 一覧表示」を参照してください。
項目 |
説明 |
---|---|
[チェックボックス] |
操作対象を示すチェックボックスです。 |
ログ名 |
ログの種類を表す名称が表示されます。ログ名のリンクをクリックすると,ログの詳細情報を参照することができます。
|
最終更新日時 |
ログの最終更新日時が表示されます。 |
(2) 詳細表示
ログの詳細を表示します。ログの詳細表示の詳細は,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」の「9.1.2 詳細表示(V01-11以降)」を参照してください。
(3) エクスポート
ログをエクスポートします。ログのエクスポートの詳細は,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」の「9.1.3エクスポート」を参照してください。
ダウンロードしたファイル中に格納されている各ログのファイル名を以下に示します。
ログ名 |
ファイル名 |
ファイル名の例 |
---|---|---|
生成AI連携 メッセージログ |
<タスクID>_ai_assistant_service.csv |
0000000001_ai_assistant_service.csv |
生成AI連携 LangChain思考過程ログ |
<タスクID>_ai_assistant_service_intermediate.csv |
0000000001_ai_assistant_service_intermediate.csv |
ログ名「生成AI連携 メッセージログ」の出力形式を以下に示します。
出力形式 |
"<通番>△<日時>△<時刻>△<AP名>△<プロセスID>△<スレッドID>△<メッセージID>△<メッセージテキスト>" |
説明 |
出力項目の内容は,「表1-7 生成AI連携 メッセージログの出力項目」を参照してください。△は半角スペースを表します。
|
出力例 |
0116 2024-01-16 16:34:07.016+0900 ai_assistant 53702 53708 KNBD20000-I {"question": "ITシステム「サンプルシステム」では,どのポートを監視すべきですか。検索して教えてください。", "user": "string"} 0117 2024-01-16 16:34:18.016+0900 ai_assistant 53702 53708 KNBD20001-I {"answer": "サンプルシステムでは,サーバAの443番ポートと,サーバBの3306番ポートを監視する必要があります。ネットワークモニタリングツールや監視スクリプトを使用することができます。 [sourcepage:Sample_System_boot.pdf-page.1]"} |
ログ名「生成AI連携 メッセージログ」の出力項目を以下に示します。
# |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
通番 |
ログの番号。 |
2 |
日時 |
ログの日時。形式はyyyy-MM-dd |
3 |
時刻 |
ログの時刻。形式はhh:mm:ss.SSSZZZ |
4 |
AP名 |
アプリケーション識別名。ai_assistantを指定します。 |
5 |
プロセスID |
実行したプロセスのID。 |
6 |
スレッドID |
実行したスレッドのID。 |
7 |
メッセージID |
本ログのメッセージのID。IDの形式および具体的なIDは,「6.2.1メッセージの概要」を参照してください。 |
8 |
メッセージテキスト |
詳細なメッセージテキスト。出力される情報は「6.2.3メッセージ一覧」を参照してください。 |
9 |
改行 |
LF |
ログ名「生成AI連携 LangChain思考過程ログ」の出力形式を以下に示します。
出力形式 |
"<通番>△<日時>△<時刻>△<AP名>△<プロセスID>△<スレッドID>△<メッセージID>△<メッセージテキスト>" |
説明 |
出力項目の内容は,「表1-9 生成AI連携 LangChain思考過程ログの出力項目」を参照してください。△は半角スペースを表します。
|
出力例 |
0021 2023-11-17 10:20:31.000+0900 ai_assistant 12345 00001 KNBD20002-I {"prompt_question": " ITシステム「Aシステム」では,どのポートを監視すべきですか。検索して教えてください。"} 0022 2023-11-17 10:20:33.000+0900 ai_assistant 12345 00001 KNBD20003-I {"intermediate_steps": "[{"AIMessage": {"tool_call": {"name": "user_contents","args": {"__arg1": "Aシステム ポート監視"},"id": "toolu_bdrk_013ryNHoxrW7F4nPcnXQcsKC"}}},{"ToolMessage": {"content": "sourcepage:Asystem_boot.pdf-page.1\ncontent: A システムの起動手順<略>","name": "user_contents","tool_call_id": "toolu_bdrk_013ryNHoxrW7F4nPcnXQcsKC"}}] 0023 2023-11-17 10:20:34.000+0900 ai_assistant 12345 00001 KNBD20004-I {"final_answer": "検索結果から,Aシステムでは以下のポートの監視が必要であることがわかります。<略> |
ログ名「生成AI連携 LangChain思考過程ログ」の出力項目を以下に示します。
# |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
通番 |
ログの番号。 |
2 |
日時 |
ログの日時。形式はyyyy-MM-dd |
3 |
時刻 |
ログの時刻。形式はhh:mm:ss.SSSZZZ |
4 |
AP名 |
アプリケーション識別名。ai_assistantを指定します。 |
5 |
プロセスID |
実行したプロセスのID。 |
6 |
スレッドID |
実行したスレッドのID。 |
7 |
メッセージID |
本ログのメッセージのID。IDの形式および具体的なIDは,「6.2.1メッセージの概要」を参照してください。 |
8 |
メッセージテキスト |
詳細なメッセージテキスト。出力される情報は「6.2.3 メッセージ一覧」を参照してください。 |
9 |
改行 |
LF |