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JP1 Cloud Service ジョブ管理 バージョンアップ 利用ガイド


1.1 ジョブ管理 バージョンアップとは

JP1 Cloud Serviceでは,ジョブ管理の利用開始後,ジョブ管理マネージャー環境を構成するJP1製品のバージョンアップ版(JP1/AJS3 - Manager 12-50からJP1/AJS3 - Manager 13-00へのバージョンアップなど),またはリビジョンアップ版(JP1/AJS3 - Manager 13-00からJP1/AJS3 - Manager 13-50へのリビジョンアップなど)が提供され,お客様からの要望がありJP1 Cloud Service側が承諾した場合,ジョブ管理を新バージョンにバージョンアップすることができます。

新環境のジョブ管理マネージャー及びサービスポータルの環境の構築において,旧環境とは別のIPアドレスの範囲を使用します。(新環境のジョブ管理マネージャーの接続ホスト名やURLも旧環境とは別になります。)なお,旧環境が複数のネットワーク区域が存在する場合,一部のネットワーク区域のみ新バージョンへのバージョンアップすることはできません。旧環境で使用している複数のネットワーク区域全てがバージョンアップの対象となります。

お客様からバージョンアップ依頼受領後,JP1CloudService側で新バージョンのジョブ管理マネージャーおよびサービスポータルを構築し,旧バージョンのジョブ管理マネージャーおよびサービスポータル内のデータを移行した新環境を提供します。お客様への新環境の情報提供後,お客様側で旧環境から新環境へ移行できます。新環境と旧環境でのジョブ管理マネージャーの並行稼働期間は3ヵ月です。

このマニュアルでは,ジョブ管理のバージョンアップにおける旧環境から新環境へ移行する方法を説明します。