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JP1 Cloud Service ジョブ管理 ディザスタリカバリオプション 利用ガイド


2.3.3 お客様環境リカバリ作業【お客様側作業】

お客様側でリカバリ作業を実施する必要があります。

〈この項の構成〉

(1) 実行エージェントの変更設定

お客様側の災対環境におけるエージェント構成に合わせて,サービスポータルからホスト情報と実行エージェントの設定を変更してください。ジョブ管理マネージャーにホスト情報を操作方法については,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」における「1.3.10 ホスト情報の操作(V02-00以降)」を参照してください。実行エージェントの操作方法については,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」における「1.3.12 実行エージェントの操作」を参照してください。

なお,JP1 Cloud Service側の現用環境(AWS東京リージョン)が災対環境へ切り替えた時点で実行するエージェント情報については,災対環境への切り替え時のリカバリ作業短縮のため,サービスポータルから事前に登録しておくことを推奨します。

(2) ジョブネット状態確認

お客様側でジョブの状態を確認し,必要に応じてジョブの状態を変更してください。

災対環境への切り替え時,ジョブ管理はディザスターリカバリースタートとなります。ジョブネットおよびジョブの状態については,JP1のマニュアル「JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド」の「6.2.1 JP1/AJS3起動時の動作を一時的に変更する」を参照してください。

なお,ジョブ管理マネージャーはジョブ実行抑止状態で起動するため,JP1 Cloud Service側でジョブ実行抑止解除されるまでジョブの実行は行われません。