Hitachi

JP1 Cloud Service ジョブ管理 ディザスタリカバリオプション 利用ガイド


2.1.1 災対環境への接続

ジョブ管理 ディザスタリカバリオプションを使用する場合,災対環境とお客様環境を接続する必要があります。お客様環境に応じて,災対環境と接続してください。

〈この項の構成〉

(1) お客様がAWSのアカウントを保有している場合

本サービスを利用いただく場合は,ジョブ管理の現用環境および災対環境とお客様の環境をそれぞれ一つのインターフェース(AWS Transit Gateway)を介して接続する必要があります。AWS Transit Gatewayは,ネットワーク区域ごとに本サービスが用意し,AWS Resource Access Managerでお客様のAWSアカウントに共有します。お客様には,お客様のAWSアカウントにおいて,本サービスが共有するAWS Transit Gatewayへの接続設定を実施いただきます。接続設定の詳細については,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 導入ガイド」における「1.2.2 接続の手順(AWSの場合)」を参照してください。

(2) お客様がAzureのアカウントを保有している場合

本サービスを利用いただく場合は,ジョブ管理の現用環境および災対環境とお客様の環境を,それぞれインターネットVPNを介して接続する必要があります。この接続は,ネットワーク区域ごとに用意する必要があります。お客様には,お客様のAzureアカウントにおいて,本サービスが提供する接続用パラメータを基にしてインターネットVPNの接続設定を実施いただきます。接続設定の詳細については,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 導入ガイド」における「1.2.3 接続の手順(Azureの場合)」を参照してください。