2.2.2 コマンド
ジョブ制御機能のコマンドで共通の引数の形式について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) コマンド共通設定
UNIXジョブでJP1/AJS3 for EAPのコマンドを実行する際に指定可能な引数情報に関する特記事項を説明します。
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R/3あて先情報
R/3あて先情報のホスト名には,接続先のアプリケーションサーバのIPアドレスのみを指定してください。R/3あて先情報は,R/3システムとの接続を確立するための引数です。
JP1のマニュアル「JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 for Enterprise Applications」の「4. コマンド」参照し,R/3あて先情報を設定してください。
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R/3ログオン情報
R/3ログオン情報は,R/3システムにログオンするときのユーザー情報を指定するための引数です。JP1のマニュアル「JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 for Enterprise Applications」の「4. コマンド」参照し,R/3ログオン情報を設定してください。
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リダイレクション情報
コマンド実行時の標準出力先,および標準エラー出力先を指定するための引数です。
リダイレクション情報の形式を次に示します。
指定なし または /usrfile配下
(2) 個別オプション
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-joオプション(R/3ジョブログ取得先ファイル名)
R/3ジョブログの出力先を指定するための引数です。
-joオプションの形式を次に示します。
指定なし または /usrfile配下
(3) その他オプション
ジョブ定義やジョブ実行コマンドで指定する宛先には,接続先のIPアドレスのみを指定してください。