Hitachi

JP1 Cloud Service 統合管理プラットフォーム 利用ガイド


3.4.1 JP1/IM2 - Viewからのコマンド実行

統合管理プラットフォームでは,[イベントコンソール]画面から管理対象ホストに対し,コマンドの実行指示を出し,管理対象ホスト上でコマンドを実行できます。コマンドの実行指示は,JP1/IM2 - Viewの[コマンド実行]画面で行います。

JP1のマニュアル「JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」における,「3.40 [コマンド実行]画面」を参照し,JP1/IM2 - View からコマンドを実行してください。

[コマンド実行]画面に以下の通り指定してください。

#

項目名

指定内容

説明

1

コマンド種別

管理対象ホストのコマンド

コマンド種別には,「管理対象ホストのコマンド」を指定してください。

2

引き継ぎ情報

任意

コマンドの実行内容に引き継ぐイベント(引き継ぎ対象イベント)を表示します。

3

実行ホスト名

統合管理マネージャーのホスト名

実行ホスト名には,統合管理マネージャーのホスト名を指定してください。

4

実行コマンド

任意のコマンド(OSコマンド,JP1ミドルコマンド,/usrfile配下のスクリプト)

コマンド文に指定可能なコマンドは以下のとおりです。

  • Red Hatが管理するAmazon EC2のRed Hat Enterprise LinuxベースAMIに標準導入されているOSコマンド

  • JP1製品コマンド(JP1/Baseまたは,JP1/IM2 - Manager)

  • curlコマンド

  • wgetコマンド

/usrfile配下に配置したシェルスクリプト

5

環境変数ファイル

指定なし または /usrfile配下のパス

環境変数ファイルには,「指定なし」または「/usrfile配下のパス」を指定してください。

コマンド実行方法および注意事項については,「JP1 Cloud Service 統合管理プラットフォーム 利用ガイド」における「3.3.1特定のイベントが発行されたら自動でコマンドを実行する方法」の「(3)その他コマンドを実行する場合」を参照してください。