1.1 統合管理プラットフォームの特長
統合管理プラットフォームは,システムで管理する多様なデータとその関連性やナレッジ(知識)を統合管理し,それらを活用したシステムの運用を支援する基盤(インテリジェント統合管理基盤)を提供します。管理目的に合わせた一元管理と運用作業の統合化によって,システム運用管理を最適化します。
統合管理プラットフォームの特長を次に示します。
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JP1イベントによる事象の一元管理とシステムの集中監視
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問題発生の検知と通知
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統合管理プラットフォームを基点とした問題調査・対策での作業の統合
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システムの階層構成およびホストの設定の一元管理
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統合オペレーション・ビューアーによるシステム構成要素の関連性の確認
統合管理プラットフォームを利用すると,これらの特長によって,システム運用管理での監視や操作を統合管理プラットフォームを基点とした一連の運用管理作業に統合し,複雑な運用作業を簡素化できます。