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JP1 Cloud Service ジョブ管理 利用ガイド


4.5.2 メール通知機能の利用方法 (V02-20以降)

メール通知された内容をお客様自身で確認してください。通知されるメールのタイトルや本文のサンプルは,以下の通りです。

[図データ]

メール通知後,メール抑止期間中に新たに発行されたJP1イベントの有無をローカルアクション実行履歴ログおよび統合トレースログからお客様側で確認する必要があります。

サービスポータルからローカルアクション実行履歴ログおよび統合トレースログを取得する方法については,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」における「9.1 ログ一覧」を参照してください。

ローカルアクション実行履歴ログの出力メッセージは,以下の通りです。

#

メッセージID

メッセージ出力契機

1

KNAM3201-I

アクション条件成立したとき

2

KNAM3202-E

同一アクション抑止でアクション不可のとき

3

KNAM3203-I

アクション実行開始したとき

4

KNAM3204-E

先行入力数の制限でアクション不可のとき

5

KNAM3205-E

実行環境不備でアクション不可のとき

6

KNAM3206-I

コマンド実行開始したとき

7

KNAM3207-E

コマンドの実行失敗のとき

8

KNAM3208-I

コマンドの実行終了したとき

9

KNAM3209-W

アクション実行をキャンセルしたとき

10

KNAM3210-I

アクションが実行されて完了したとき

11

KNAM3211-E

アクションが実行不可で完了したとき

12

KNAM3212-W

アクションがキャンセルされて完了したとき

また,ローカルアクション実行履歴ログは,メール通知処理の戻り値情報を「code=xx」で出力します。ローカルアクション実行履歴ログからお客様側で戻り値を確認してください。

メール通知処理の戻り値は,以下の通りです。

#

戻り値(code=xx)

詳細

出力原因

1

0

正常終了

メール通知処理が正常に完了したとき

2

1

正常終了(通知なし)

通知先のお客様メールアドレスの登録が無いため,通知無しとしてメールを送らず正常に完了したとき

3

5

宛先情報取得失敗

通知先のお客様メールアドレスが記載されているリストが存在しない,またはアドレス情報の取得に失敗したとき

4

8

引数エラー

スクリプト内のフォーマットチェックでエラーが発生。

スクリプトが呼び出されるローカルアクション実行定義内のコマンドライン不良,もしくは引数に指定された文字列確認で異常を検知したためスクリプト異常終了したとき

5

10

異常終了

スクリプトロジックに影響があるか想定外のエラーのため,スクリプト異常終了したとき