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JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド


9.1.3 エクスポート

ログの内容をエクスポートしてダウンロードできます。

ログ一覧画面から,対象のログをすべて選択して[エクスポート]ボタンをクリックします。起動する以下のダイアログに必要な情報を入力し,[実行]ボタンをクリックしてエクスポートします。

[図データ]

項目

説明

指定要否

ログ名

選択したすべてのログ名が表示されます。

取得日数

ログの取得日数を選択します。

1日分から選択でき,最大90日分まで選択できます。

システム負荷の軽減のため,取得が必要な最低日数を選択してください。

なお,ローカルアクション実行履歴ログについては,一度に最大10000行まで取得できます。

必須

取得開始日(V02-20以降)

ログの取得開始日をyyyy/MM/ddの形式で入力します。

13か月前まで指定でき,指定した日から現在に向かって取得日数分のログがエクスポートの対象になります。

指定を省略した場合や現在の日を指定した場合,現在から取得日数分(過去分)のログがエクスポートされます。未来の日を指定した場合も,現在から取得日数分(過去分)のログがエクスポートされます。

なお,タイムゾーンはJSTになります。

任意

エクスポートしたログは,実行したタスクのタスク詳細ダイアログのファイル名「<タスクID>.zip」(例:0000000001.zip)のリンクからダウンロードできます。エクスポートを実行したユーザーだけがログをダウンロードできます。

ダウンロードしたファイル中に格納されている各ログのファイル名を以下に示します。

ログ名

ファイル名

ファイル名の例

統合トレースログ

<タスクID>_hntr2.csv

0000000001_hntr2.csv

実行操作ログ

<タスクID>_ajslog.csv

0000000001_ajslog.csv

ローカルアクション実行履歴ログ(V02-20以降)

<タスクID>_localact.csv

0000000001_localact.csv

統合トレースログの出力形式を以下に示します。

出力形式

メッセージテキスト

説明

メッセージテキストの出力項目の内容は,Baseコンポーネント(JP1/Base)のマニュアルの統合トレースログを参照してください。

  • 文字コードはUTF-8です。

  • 改行コードはLFです。

  • ヘッダー行はありません。

  • 各項目の区切り文字はコンマ(,)です。

  • 各項目はダブルクォート(")で囲まれて出力されます。

  • メッセージテキスト内の日時のタイムゾーンはJSTです。

出力例

"0000 2019/12/11 11:55:34.155 jbsadduser 0000120B F71FE700 KAVA5003-I コマンドが開始しました"

"0106 2019/12/11 11:55:34.165 jbssessionmgr 00000E42 F6EBFB40 KAVA1508-I testuserユーザーの登録に成功しました"

"0006 2019/12/11 11:55:34.165 jbsadduser 0000120B F71FE700 KAVA5001-I 正常終了しました"

"0000 2019/12/11 11:57:11.400 jbschgpasswd 0000123A F7179700 KAVA5203-I コマンドが開始しました"

"0006 2019/12/11 11:57:11.410 jbschgpasswd 0000123A F7179700 KAVA5201-I 正常終了しました"

実行操作ログの出力形式を以下に示します。

出力形式

メッセージテキスト

説明

メッセージテキストの出力項目の内容は,JP1/Automatic Job Management System 3のマニュアルのスケジューラーログ(実行操作ログ)を参照してください。

  • 文字コードはUTF-8です。

  • 改行コードはLFです。

  • ヘッダー行はありません。

  • 各項目の区切り文字はコンマ(,)です。

  • 各項目はダブルクォート(")で囲まれて出力されます。

  • メッセージテキスト内の日時のタイムゾーンはJSTです。

出力例

"A007 Dec 11 12:01:37 [4970] KAVS0534-I c999apajssv99 ;CONNECT jp1user [USER] [10.210.38.11,JP1/AJS2-View] JP1CLOUD"

"A008 Dec 11 12:16:48 [4970] KAVS0535-I c999apajssv99 ;DISCONNECT jp1user [USER] [10.210.38.11,JP1/AJS2-View] JP1CLOUD"

"N001 Dec 11 12:03:47 [4256] KAVS0260-I JP1CLOUD:/test_jobnet:@A100"

"J001 Dec 11 12:03:47 [4256] KAVS0263-I JP1CLOUD:/test_jobnet/test_unit:@A100 c999apajssv99 1"

"J002 Dec 11 12:03:47 [4256] KAVS0264-I JP1CLOUD:/test_jobnet/test_unit:@A100 c999apajssv99 0 1"

"N002 Dec 11 12:03:47 [4256] KAVS0261-I JP1CLOUD:/test_jobnet:@A100"

ローカルアクション実行履歴ログの出力形式を以下に示します。

出力形式

メッセージテキスト

説明

メッセージテキストの出力項目の内容は,Baseコンポーネント(JP1/Base)のマニュアルのローカルアクション実行履歴ログを参照してください。

  • 文字コードはUTF-8です。

  • 改行コードはLFです。

  • ヘッダー行はありません。

  • 各項目の区切り文字はコンマ(,)です。

  • 各項目はダブルクォート(")で囲まれて出力されます。

  • メッセージテキスト内の日時のタイムゾーンはJSTです。

  • メッセージテキスト内の一部項目(OSユーザー名など)はアスタリスク(*)でマスキングされます。

出力例

"0015 2024/04/04 17:53:51.709 jbslcact 00000B6C F7760700 KNAM3201-I アクション条件が成立しました(actno=0,actnm=mail_notifer,host=cm999apimssv99)"

"0016 2024/04/04 17:53:51.709 jbslcact 00000B6C F7760700 KNAM3203-I アクション実行の開始要求を受け付けました(actno=0,actnm=mail_notifer,host=cm999apimssv99,eventid=1,eventseq=166)"

"0017 2024/04/04 17:53:51.734 jbslcact 00000B6C F7102B40 KNAM3206-I コマンドの実行を開始しました(actno=0,actnm=mail_notifer,host=cm999apimssv99,JP1user=samplejp1user,OSuser=sampleuser,proc-ID=8345,cmd=sample.sh)"

"0018 2024/04/04 17:53:51.783 jbslcact 00000B6C F7102B40 KNAM3208-I コマンドの実行が終了しました(actno=0,actnm=mail_notifer,host=cm999apimssv99,JP1user=samplejp1user,OSuser=sampleuser,proc-ID=8345,rest=sample)"

"0019 2024/04/04 17:53:51.783 jbslcact 00000B6C F7760700 KNAM3210-I アクション実行が完了しました(actno=0,actnm=mail_notifer,host=cm999apimssv99,JP1user=samplejp1user,OSuser=sampleuser,proc-ID=8345,code=0)"