3.3.3 ジョブ定義のエクスポート
JP1/AJS3(ジョブ管理,V01-12以前はジョブスケジューラー)のマネージャーからジョブ定義をエクスポートできます。
マネージャー一覧画面から,対象のマネージャーを1つ選択して[ジョブ定義エクスポート]ボタンをクリックします。起動する以下のダイアログに必要な情報を入力し,[実行]ボタンをクリックしてエクスポートします。
複数選択した場合やステータスが操作中のマネージャーを選択した場合,またはマネージャー種別が「ジョブ管理(V01-12以前はジョブスケジューラー)」以外の場合,[ジョブ定義エクスポート]ボタンが非活性となり,操作できません。
- 注意事項
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ジョブ定義のエクスポートを行う際は,対象のすべてのユニットの所有者が空白指定になっていないことを確認してください。所有者が空白指定の場合,インポート先のマネージャーホスト上で正しく定義されない場合があります。
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項目 |
説明 |
指定要否 |
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マネージャーホスト名 |
選択したマネージャーホスト名が表示されます。 |
− |
ユニット名 |
定義内容を出力するジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名(ユニット名)を入力します。 1〜930バイトの任意文字列(以下,使用禁止文字を除く)を指定可能です。 ユニット名は先頭スラッシュ(/)の完全名で指定する必要があります。ルートジョブグループからそのユニットまでの名称をスラッシュ(/)で区切って指定したものです。ただし,ルートジョブグループを表す「/」は指定できません。
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必須 |
スケジューラーサービス名 |
対象とするスケジューラーサービスのサービス名を入力します。 1〜30バイトの半角英数字と以下の記号を指定可能です。
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必須 |
公開先ホスト |
エクスポートしたジョブ定義を公開するマネージャーホストを選択します。権限に関わらずすべてのジョブ管理(V01-12以前はジョブスケジューラー)のマネージャーホストが表示され,複数選択することもできます。 選択できるホストの数は,最大4つです。 |
必須 |
定義ファイル名のサフィックス |
エクスポートした定義ファイルにサフィックス(接尾辞)として付与する文字列を入力します。 1〜128バイトの半角英数字と以下の記号を指定可能です。
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任意 |
説明 |
定義ファイルの説明を入力します。 1〜128バイトの任意文字列(以下,使用禁止文字を除く)を指定可能です。
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任意 |
ジョブ定義エクスポートのタスクが完了すると,公開先ホストとして選択したホストに紐づくファイルとして,ナビメニュー[ファイル]−[提供ファイル一覧]に表示され,ダウンロードもできます。ファイル名は,「ajsjobdef_<タスクID>_<入力したサフィックス>.zip」(例:ajsjobdef_0000000001_sample.zip)です。ただし,サフィックスを指定しなかった場合,サフィックス前のアンダーバー(_)含めてファイル名には入りません。
zipファイル中に格納されているジョブ定義のファイル名を以下に示します。
項目 |
ファイル名 |
ファイル名の例 |
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ジョブ定義 |
ajsjobdef_<タスクID>_<入力したサフィックス※>.txt
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ajsjobdef_0000000001_sample.txt |
エクスポートしたジョブ定義の保管期間は90日です。最終更新日時(エクスポートした日時)から90日を経過したジョブ定義は削除されます。
また,ジョブ定義(ユニット定義ファイル)の出力形式などの内容は,JP1/Automatic Job Management System 3のマニュアルを参照してください。文字コードはUTF-8,改行コードはLFです。