2.3.4 AWS Transit Gatewayルートテーブルの設定
AWS Transit Gatewayアタッチメントの承認による接続完了後,AWS Transit Gatewayルートテーブルを作成し,AWS Transit Gatewayアタッチメントに関連付けて必要な経路情報を設定します。
(1) ルートテーブルの作成【お客様側作業】
JP1 Cloud Service側で作成したAWS Transit Gatewayアタッチメントに関連付けるための,AWS Transit Gatewayルートテーブルを新規に作成してください。
(2) ルートテーブルとアタッチメントの関連付け【お客様側作業】
お客様側で作成したAWS Transit Gatewayルートテーブルと,JP1 Cloud Service側で作成したAWS Transit Gatewayアタッチメントとの関連付けをしてください。
(3) ルートテーブルのルーティング設定【お客様側作業】
お客様側で作成したAWS Transit Gatewayルートテーブルに必要な経路情報を設定してください。その際,JP1 Cloud Service側からの通信がお客様側の適切な環境へ振り分けられるように設定してください。
また,お客様側の環境からJP1 Cloud Service側への通信が,JP1 Cloud Service側で作成したAWS Transit Gatewayアタッチメントに振り分けられるように,お客様側の既存AWS Transit Gatewayルートテーブル等に経路情報を設定してください。なお,この経路情報には「2.2.1 お客様へ提供する情報」の表#2でJP1 Cloud Service側から提供したIPアドレス(CIDR)を設定してください。
- 重要
-
このマニュアルに記載の手順でお客様側のAWS Transit Gatewayルートテーブルにルーティング設定を行うため,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」における「1.3.7 ネットワークの操作」を利用したルーティング表示や設定はできません。