Hitachi

JP1 Cloud Service 導入ガイド


1.2.4 その他の設定

〈この項の構成〉

(1) ジョブ実行エージェントでのDNSサフィックスの設定

ジョブ管理プラットフォームを利用する場合は,ジョブ実行エージェントにジョブ管理マネージャーのDNSサフィックスを設定してください。

設定するDNSサフィックスは,ジョブ実行エージェントの管理元となるジョブ管理マネージャーの接続ホスト名から左端のホスト名を除いた文字列です。例えば,ジョブ管理マネージャーの接続ホスト名が「ajs-mgr01.01.02.jp1cs.com」の場合は,ホスト名が「ajs-mgr01」で,DNSサフィックスが「01.02.jp1cs.com」になります。ジョブ管理マネージャーの接続ホスト名は,別途提供するサービス利用ガイドの手順にしたがい,「ご利用環境の情報(プラットフォームサービス)」を入手して確認してください。

操作手順

  1. ジョブ実行エージェントにDNSサフィックスを設定してください。

  2. ジョブ実行エージェントで「ping ホスト名」を実行して名前解決できることを確認してください。

注※

DNSサフィックスの設定方法については,ジョブ実行エージェントが稼働するOSごとの設定方法を確認してください。

(2) ドメインの許可

運用管理プラットフォームでは,次のドメインからメールを送信します。受信可能なメールアドレスを制限している場合は,次のドメインおよびそのサブドメインからのメールを受信できるように設定してください。

#

ドメイン

用途

1

hitachi.co.jp

hitachi.com

  • 新規契約時またはサービス変更の際のネットワーク等の情報を連絡

  • 障害や復旧の連絡

  • 緊急メンテナンスやメンテナンス日変更の連絡

2

jp1cs.com

統合管理プラットフォームのメール通知機能による通知

(3) 運用開始後の接続環境の変更

本サービスによる運用を開始した後に,本サービスが共有するAWS Transit Gatewayに対して次の変更を行う場合は,サービス側での設定作業が必要となりますので,サービス窓口に連絡してください。サービス窓口の利用方法は,別途提供するサービス利用ガイドを確認してください。