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 ローカルレプリケーション クイックリファレンス 


2.6.10 電源オフの前の情報がシェアドメモリに残っている場合の注意事項

通常、電源オフの直前の情報がシェアドメモリに残っている場合は、電源オンのあと、そのまま継続してプールやThin Imageペアを使用できます。ただし、電源オンのときにプールとプールボリュームの状態をチェックするため、そのときにプールボリュームが閉塞していると、プールは閉塞し、Thin Imageペアの状態はPSUEになります。この場合は、電源オンのあとにプールを回復する必要があります。

また、コンシステンシーグループ単位でスナップショットデータを取得またはクローンを実行する場合、同じコンシステンシーグループのすべてのペアの状態が変わる前に電源がオフになったときは、電源をオンにしてもスナップショットデータの取得またはクローン処理が再開されず、状態が変わっていないペアが残ることがあります。