4.5.3 外部ボリュームに割り当てられたMPユニットを変更する
- 注意
-
-
外部ボリューム のMPユニットIDの変更は、できるだけI/O負荷の低い時間帯に実施してください。
また、I/O負荷の高い操作中には実施しないでください。I/O負荷が高い操作の例として、ShadowImage、TrueCopy、global-active device、Universal Replicatorの初期コピー中があります。
-
外部ボリュームのMPユニットIDを変更後、同じ外部ボリューム に対してMPユニットIDを再度変更する場合は、30分以上経過してから実施してください。
-
外部ボリュームのMPユニットIDを変更する場合は、Performance Monitorを併用することを推奨します。変更の前後で性能モニタリングを利用して、装置の負荷状況を確認してください。
-
外部ボリュームのMPユニットIDの変更は、変更前および変更後ともにMPユニットのキャッシュのライトペンディング率(%)ができるだけ低い時間帯に実施してください。全CLPRのライトペンディング率(%)が50%未満のときに実施することを推奨します。
-
一度に多数の外部ボリュームに対してMPユニットIDを変更しないでください。MPユニットIDを一度に変更する外部ボリューム数、および変更される外部ボリュームに掛かる負荷は、同じMPユニットIDが割り当てられた全外部ボリュームの10%以下を目安として設定してください。
-
前提条件
-
必要なロール:ストレージ管理者(システムリソース管理)ロール
操作手順
-
次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
-
[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
-
[ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。
外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。
-
-
[外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのリンクをクリックします。
外部ストレージシステムに対応するパスグループが[外部パスグループ]タブに表示されます。
-
[外部パスグループ]タブでパスグループのリンクをクリックします。
[追加済みボリューム]タブが表示されます。
-
[追加済みボリューム]タブで外部ボリュームのチェックボックスを選択します。
-
次のどちらかの方法で、[MPユニット割り当て]画面を表示します。
-
[追加済みボリューム]タブで[他のタスク]‐[MPユニット割り当て]をクリックします。
-
[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[MPユニット割り当て]を選択します。
-
-
[MPユニット割り当て]画面で[MPユニットID]を設定します。
-
[完了]をクリックします。
-
[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
-
[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
- ヒント
-
ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
-
[タスク]画面で、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。