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コンパスドキュメント


3.1 監査ログを転送するための環境を準備

監査ログには、ストレージシステムを操作したユーザに関する情報や、その操作が成功したか失敗したかなどの監査の対象となる情報が保存されます。これらの情報はストレージシステムの監査に役立てることができます。ストレージシステムに保存されている監査ログはSyslogサーバに常時自動で転送できます。maintenance utilityの[監査ログエクスポート]を使用して手動でダウンロードすることもできます。

ここではSyslogサーバに常時自動転送する場合の設定手順について記載します。

メモ

ストレージシステムに保存できる監査ログの容量には限りがあります。最大保存容量に達すると、新しい情報が上書きされ、古い情報は消去されるため、監査ログをSyslog サーバへ転送することを推奨します。

ヒント
  • 運用履歴を保管するSyslogサーバと、障害通知を保管するSyslogサーバは個別に設定できます。

  • 監査ログのフォーマットの詳細については、監査ログ リファレンスガイドを参照してください。

〈この節の構成〉