Hitachi

Hitachi Storage Advisor Embedded ガイド 


15.3 スナップショットの情報を取得する

スナップショットに関する情報を取得します。スナップショットの条件を指定して、絞り込んだ情報を取得することもできます。

実行権限

ストレージ管理者(参照)

リクエストライン

GET <ベースURL>/simple/v1/objects/snapshots

リクエストメッセージ

オブジェクトID
なし。
クエリパラメータ

1回のリクエストで取得できるスナップショットの情報は最大で1000個です。1001個以上のスナップショットの情報を取得する場合は、countパラメータとstartIdパラメータを組み合わせて複数回に分けてAPIを実行してください。countパラメータを指定することで取得するボリュームの情報をフィルタリングすることもできます。

パラメータ

フィルタ条件

masterVolumeId

int

(任意)スナップショットの作成元ボリュームID

snapshotDateFrom

ISO8601string

(任意)取得するスナップショットの日時をYYYY-MM-DDThh:mm:ssZ形式で指定します。

このパラメータで指定された日時以降のスナップショットの情報を取得します。

snapshotDateTo

ISO8601string

(任意)取得するスナップショットの日時をYYYY-MM-DDThh:mm:ssZ形式で指定します。

このパラメータで指定された日時以前のスナップショットの情報を取得します。

snapshotGroupName

string

(任意)スナップショットグループ名

指定した値と完全に一致するスナップショットの情報が取得されます。

startId

string

(任意)取得を開始するスナップショットの情報を、スナップショットの作成元ボリュームIDとスナップショットIDをコンマで連結した形式で指定します。

<masterVolumeId>,<snapshotId>

このパラメータを省略した場合、"0,0"が指定されたと見なされます。

count

int

(任意)取得するスナップショットの情報の個数を11000の値で指定します。

このパラメータを省略した場合、1000が指定されたと見なされます。

ボディ
なし。

レスポンスメッセージ

ボディ
{
  "data": [
    {
      "id": "100,3",
      "masterVolumeId": 100,
      "snapshotId": 3,
      "status": "Completed",
      "snapshotDate": "2015-03-20T09:27:35Z",
      "snapshotGroupName": "snapshotGroup",
      "rootVolumeId": 100,
      "poolId": 10,
      "usedCapacityPerRootVolume": 126,
    },
    {
      "id": "100,4",
      "masterVolumeId": 100,
      "snapshotId": 4,
      "status": "Completed",
      "snapshotDate": "2015-03-20T09:27:35Z",
      "snapshotGroupName": "snapshotGroup",
      "rootVolumeId": 100,
      "poolId": 10,
      "usedCapacityPerRootVolume": 126,
    },
  ],
  "count": 2,
  "totalCount": 2,
  "hasNext": false
}

属性

説明

id

string

スナップショットの作成元ボリュームID、およびスナップショットIDがコンマで連結した形式で出力されます。

masterVolumeId

int

スナップショットの作成元ボリュームID

snapshotId

int

スナップショットID

MU(ミラーユニット)番号が出力されます。

status

string

スナップショットの状態

  • Creating:スナップショット作成中
  • In Sync:スナップショット同期処理完了
  • Completed:スナップショット作成済
  • Deleting:スナップショット削除中
  • Restoring:スナップショットリストア中
  • Preparing:クローン準備中
  • Clone Ready:クローン準備完了
  • Cloning:クローン実行中
  • Removing:クローン設定解除中
  • Error:障害が発生している

snapshotDate

ISO8601string

スナップショットの作成日時

snapshotGroupName

string

スナップショットグループ名

mappedVolumeId

int

スナップショットの作成先ボリュームID

スナップショットの作成先ボリュームIDが定義されている場合に出力されます。

rootVolumeId

int

スナップショットのルートボリュームID

poolId

int

スナップショットの差分データが格納されているプールのプールID

usedCapacityPerRootVolume

long

スナップショットの差分データが格納されているプールにおいて、同じボリュームから作成されたスナップショット群が使用している差分情報と制御情報の総容量(MiB)

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3f9f04ea8bd8f09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100/ConfigurationManager/simple/v1/objects/snapshots