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Hitachi Storage Advisor Embedded ガイド 


7.7 プールの容量を拡張する

プールの使用率が高くなった場合、プールの容量を拡張して運用を継続します。

背景

プールは複数のドライブと関連付けられたストレージシステムの仮想的な領域です。プールから仮想的なボリュームを作成してサーバに割り当て、データの書き込みに応じて実領域を使用することで、ストレージリソースを有効に活用できます。

Storage Advisor Embeddedでは、ストレージシステムがサポートしている構成のうち、容量効率がいちばんよくなるようにドライブを組み合わせた構成が推奨構成として表示されます。

Dynamic Tieringのライセンスが有効なストレージシステムの場合、ドライブを追加するとき、ドライブタイプ、ドライブインタフェース、回転数が異なるドライブが含まれるように指定すると、性能順に階層構造を持ったプールに拡張されます。階層構造のプールではアクセス頻度などに応じて、自動的にデータが最適な階層に格納されます。

前提条件

プール名を確認しておくこと。

操作手順

  1. ナビゲーションバーの[プール]をクリックします。

  2. 拡張するプールの[図データ]をクリックします。

  3. 推奨された構成に問題がなければ、[実行]をクリックしてプールを拡張します。

    プールの構成を指定して拡張したい場合は、ドライブ数を変更します。次に[チェック]をクリックして、実行可能な組み合わせを確認してから[実行]をクリックします。