14.2.4 プールの設定を変更する
プールIDを指定して、プールの設定(プール名やしきい値)を変更します。
実行権限
- 注意
-
プールにスナップショットの差分データを格納している場合、プールの使用率が枯渇しきい値を超えると作成したスナップショットが使用できなくなるおそれがあります。必要に応じて枯渇しきい値を変更してください。
ストレージ管理者(プロビジョニング)
リクエストライン
PATCH <ベースURL>/simple/v1/objects/pools/<オブジェクトID>
リクエストメッセージ
- オブジェクトID
-
プールの情報取得で取得したidの値を指定します。
属性
型
説明
id
int
(必須)プールID
- クエリパラメータ
- なし。
- ボディ
-
指定した属性だけが変更されます。
プールIDが63のプールの、警告しきい値の設定値を80および枯渇しきい値の設定値を90に変更する例を次に示します。
{ "thresholdWarning": 80, "thresholdDepletion": 90 }
属性
型
説明
name
string
(任意)プール名を1~32文字で指定します。
使用できる文字は次のとおりです。
0~9 A~Z a~z - . / : @ \ _
英字は、大文字と小文字を区別します。
半角スペースは、使用できる文字と文字の間には使用できますが、先頭と末尾には使用できません。
名前の先頭にハイフン(-)は使用できません。
thresholdWarning
int
(任意)プールの警告しきい値(%)
1~100までの整数で指定します。
この属性を指定する場合、thresholdDepletionも必ず指定してください。
thresholdDepletion
int
(任意)プールの枯渇しきい値(%)
1~100までの整数で指定します。
この属性を指定する場合、thresholdWarningも必ず指定してください。その場合、thresholdWarningで指定した値より大きい値を指定する必要があります。
subscriptionLimit
object
プールに関連付けられたボリュームの最大予約率の設定情報
ストレージシステムがVSP E シリーズの場合に指定できます。
- (任意)isEnabled(boolean)
最大予約率の設定を有効にするかどうかを指定します。
- true:有効
- false:無効
この属性にtrueを指定する場合、属性limitRateも必ず指定してください。
この属性にfalseを指定した場合、最大予約率は無制限となります。
- (任意)limitRate(int)
最大予約率(%)
属性isEnabledにtrueを指定した場合、この属性も必ず指定してください。
- (任意)isEnabled(boolean)
レスポンスメッセージ
- ボディ
-
属性
型
説明
affectedResources
string[]
変更したプールの情報を参照するためのURLの一覧
operationDetails
object[]
変更したプールの詳細情報
詳細については、commandStatusオブジェクトの属性operationDetailsの説明を参照してください。
ステータスコード
この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。
コード例
curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3f9f04ea8bd8f09847fac48d3" -X PATCH --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100/ConfigurationManager/simple/v1/objects/pools/63