Hitachi

 システム管理者 クイックリファレンス


3.20.8 ネットワーク設定の変更

背景

注意
  • 処理が完了していないタスクがある状態でIPアドレスを変更しないでください(タスクの状態確認の方法については、「3.14.10 タスクの状態確認」を参照してください)。タスクが異常終了する可能性があります。

  • SVPを使用している場合は、SVPに登録したストレージシステムのIPアドレスも変更する必要があります。「3.20.22 Storage Device Listからストレージシステム情報を変更」を参照してください。

  • DNSサーバを設定した場合、DNSサーバに下記の項目を登録してください。

    ホスト名:localhost

    IPアドレス:127.0.0.1

  • 管理サーバ(SVP)からストレージシステムのCTL1とCTL2にホスト名を使って接続できます(別途、管理サーバ(SVP)のStorage Device Listで設定)。

    ホスト名で接続する場合は、この手順で設定したCTL1とCTL2のIPアドレスをDNSサーバに登録してください。DNSサーバ登録時の注意事項を示します。

    • CTL1とCTL2のIPアドレスに別々のホスト名を割り当ててください。同じホスト名に割り当てると、正常に通信できないおそれがあります。

    • 異なるストレージシステムのCTLのIPアドレスを同じホスト名に割り当てないでください。正常に通信できないおそれがあります。

    • 以下の規則に従ったホスト名を使用してください。
      • ホスト名の最大文字数は255文字です。

      • 半角英数字と以下の記号を使用できます。なお、半角スペースは使用できません。

        ! $ % - . @ _ ` ~

    • SVPのWindowsに対する設定も必要です。[コントロールパネル]からDNSサフィックスを追加する画面を表示して、CTL1、CTL2に設定するホストのドメイン名を追加してください。(「3.2.32 DNSサフィックスの設定」参照)。

    • DNSサーバに登録済のCTL1とCTL2のIPアドレスを変更した場合は、DNSサーバの設定変更後に、SVPのコマンドプロンプトで「ipconfig /flushdns」コマンドを実行してください。このコマンドを実行しない場合、SVPのDNSキャッシュが最大1時間クリアされないため、SVPからストレージシステムに接続できません。

操作手順

  1. maintenance utility にログインします。

  2. [管理]-[ネットワーク設定]を選択します。

  3. [ネットワーク設定]をクリックします。

  4. ネットワーク設定画面が表示されます。各項目を入力します。

    各項目の詳細は、maintenance utilityのHelpを参照してください。

    ネットワーク設定画面の右下にある[?]をクリックするとHelpが表示されます。

  5. 設定内容を確認し[確認]をクリックします。

  6. 完了メッセージが表示されます。[閉じる]をクリックします。