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 システム管理者 クイックリファレンス


3.18.11 管理クライアントとSVPを接続するためのファイアウォールの設定

管理クライアントとSVPがファイアウォールを越えて通信するために、下記のポートを、管理クライアントとSVPの間に存在するネットワーク環境に登録してください。

なお、管理クライアントを使用せずに、SVPから直接管理GUIを操作する場合、下表のRMI、SLP、SMI-S以外のプロトコルのポートの登録は不要です。

プロトコルの種類と、使用するポートは次の表のとおりです。

プロトコル

ポート番号

通信の方向

HTTP

80

管理クライアントからSVPへ送信

HTTPS

443

RMI

1099

RMI(SSL)

5443

RMI

51099

RMI

51100-51355

SLP

427

SMI-S

5989-6244

注※

記載の範囲からストレージシステム登録時に未使用のポート番号が自動的に割り振られ、ファイアウォールも設定されます。

割り振られたポート番号は、ストレージシステム起動時に使用されます。

ヒント

SVPで使用するポート番号は変更可能です。「付録M SVPで使用するポート番号の変更・初期化」を参照してください。

SVPで使用するポート番号を変更する際は、変更後のポート番号でファイアウォールが設定されます。

注意

ICMPのファイアウォール設定はしないでください。アラート通知が行われない可能性があります。設定の解除方法は、ファイアウォールを管理している管理者に依頼してください。