3.2.56 SVPのWeb Console Launcherを設定する(88-03-23-xx/00以降、および93-以降のみ)
背景
管理クライアントとSVPを同じコンピュータを使用し、かつJava11以降のJavaがインストールされているSVP、またはJavaがインストールされていないSVPに、88-03-23-xx/00以降、および93-以降のインストールメディアを使用してストレージ管理ソフトウェアをインストールした場合、Web Console Launcherを設定してください。この設定はストレージ管理ソフトウェアをインストールした後、初めてStorage Navigatorを起動する際に行って下さい。
- メモ
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VSP E590およびVSP E790の場合、本項の内容は対象外です。SVPに設定されて納入されます。
操作手順
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SVPでWindowsのコマンドプロンプトを起動します。
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下記のコマンドを実行します。
java -version
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javaのversionを確認します。
Java11未満がインストールされている場合は、下記のように表示されます。
例:8 Update 77
例:1.8.0_77
例:JRE8
Java11以降がインストールされている場合は、下記のように表示されます。
例:11.0.2
Javaがインストールされていない場合、またはPATHが設定されていない場合は、下記のように表示されます。
'java'は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていません。
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Java11未満がインストールされている場合はコマンドプロンプトを閉じて作業を終了してください。
Java11以降がインストールされている場合は、コマンドプロンプトを閉じて操作手順5.に進んでください。
Javaがインストールされていない場合、またはPATHが設定されていない場合は、下記の操作を行ってください。
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Windowsのスタートメニューより、[コントロールパネル]-[プログラムと機能]を選択して、Javaがインストールされているか確認してください。
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Java11未満がインストールされている場合は、JavaのPATHを設定した後、コマンドプロンプトを閉じて作業を終了してください。
Java11以降がインストールされている場合、またはJavaがインストールされていない場合は、操作手順5.に進んでください。
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Storage Navigatorにログインします。
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Storage Navigatorメイン画面の[ツール]-[ダウンロード]をクリックします。
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WindowsまたはUNIXのツールをダウンロードします。
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ダウンロードしたファイルを展開して実行します。
展開するフォルダ名、またはディレクトリ名は、半角の英数字で指定してください。
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Windowsの場合
ダウンロードしたファイルを展開します。
展開したファイルのWCLauncher\Setupwin.batを右クリックし「管理者として実行」を選択します。
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UNIXの場合
ダウンロードしたファイルを展開します。
例:tar zxvf WCLauncher_unix.tgz
展開したディレクトリ上で「sudo sh setupunix.sh」を実行します。
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Storage Navigatorのメイン画面から、下記のいずれかのメニューを選択します。
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Data Retention Utility
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Server Priority Manager
Storage Navigatorのサブ画面が表示されます。
.jnlpファイルがダウンロードされた場合、そのファイルを開いてください。
(運用時においてもStorage Navigatorのサブ画面を選択をすると、.jnlpファイルがダウンロードされる場合があります。その場合もファイルを開いてください。)
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Storage Navigatorのサブ画面を閉じます。
- 注意
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WCLauncher_winフォルダを削除したり、移動したりしないでください。WCLauncher_winフォルダにはWeb Console Launcherの実行に必要なファイルが格納されています。