3.2.47 デスクトップヒープの指定値を手動で変更する
背景
デスクトップヒープの指定値を手動で変更します。
- メモ
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VSP E590およびVSP E790の場合、本項の内容は対象外です。
- ヒント
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管理クライアントからSVPにリモートデスクトップ接続して、SVPを操作することもできます。リモートデスクトップ接続を行う場合は、「付録L 管理クライアントからSVPへの接続方法」を参照してください。
操作手順
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SVPでWindowsの[スタート]メニューから、[プログラムとファイルの検索]にregedit.exeを入力し、管理者権限で起動します。
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以下に従いデスクトップヒープの指定値を変更してください。
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レジストリキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems
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レジストリ値
Windows
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値
%SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory=\Windows SharedSection=1024,20480,768 Windows=On SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1 ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3 ServerDll=winsrv:ConServerDllInitialization,2 ServerDll=sxssrv,4 ProfileControl=Off MaxRequestThreads=16
変更するパラメータは、SharedSectionの3番目のパラメータ(上記では「768」)を変更してください。
このパラメータが768の場合は,システムは各デスクトップに対して768KBのヒープを割り当てます。
3番目のパラメータが省略されている場合は,2番目の値(20,480KB)を割り当てます。
以下の計算式を参照して指定値を決定してください。
計算式
現在設定されているデスクトップヒープの指定値+100×同時にサービスを開始するストレージシステムの台数(単位:KB)
- メモ
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Windowsのデスクトップヒープ値のデフォルト値は768KBです。
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SVPを再起動してください(「3.18.3 SVPを再起動する」参照)。
管理クライアントからSVPにリモートデスクトップ接続してSVPを再起動すると、リモートデスクトップ接続が切断します。