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 システム管理者 クイックリファレンス


1.1.2 ストレージシステムの機能とユーザインタフェース

ストレージシステムの主な機能と管理ツール(ユーザインタフェース)の対応状況を次の表に示します。利用したい機能に対応するユーザインタフェースを選択してください。複数のユーザインタフェースの併用も可能です。

利用するユーザインタフェースやモデルによって、使用できる機能は異なります。詳細は各ユーザガイドを参照するか、お問い合わせください。

ストレージシステムの機能 機能の概要 ユーザインタフェース

H

S

A

E

S

N

A

P

I

C

L

I

R

M

Dynamic Provisioning ボリューム容量の仮想化
dedupe and compression 格納データの圧縮と重複データ排除による容量削減
Dynamic Tiering アクセス頻度によりデータを最適なドライブへ移動
active flash アクセス頻度によりデータを最適なドライブへリアルタイムに移動
Resource Partition Manager アプリケーションや業務単位で、ストレージリソースを分割
Virtual LUN パリティグループに任意のサイズの論理ボリュームを作成
LUN Manager ホストと論理ボリューム間にデータ入出力の経路(LUパス)を設定
Data Retention Utility 論理ボリュームにアクセス権を設定
Virtual Partition Manager アプリケーションや業務単位で、キャッシュメモリを分割
Performance Monitor、性能グラフ ストレージリソースの利用率やトラフィックの測定とグラフ表示
Quality of Service(QoS) ボリューム単位に異なる性能レベル(I/O レートや転送レート)を設定
Server Priority Manager サーバからストレージのアクセス回数やデータ量を制限
Volume Migration 運用中のボリューム上のデータを別のボリュームに移動
SNMP Agent, SNMP Manager SNMPによるストレージ監視
Audit Log 監査ログの設定
Encryption License Key ドライブ内データの暗号化
Volume Shredder ボリューム内データの完全消去
Universal Volume Manager 他のストレージ内ボリュームの利用
ShadowImage 同一ストレージ内でのボリュームコピー
Thin Image ストレージ内データの更新差分(スナップショット)の保存、ボリュームコピー
TrueCopy 遠隔拠点間のボリュームコピー(短距離での同期コピー)
Universal Replicator 遠隔拠点間のボリュームコピー(遠距離での非同期コピー)
global-active device ボリュームミラーリングによるデータ二重化

凡例