3.21.7 raidinfコマンド(構成レポート取得/階層再配置ログ取得プログラム)の設定
raidinfコマンド(構成レポート取得/階層再配置ログ取得プログラム)を使用する前の設定について説明します。raidinfコマンド
(1) raidinfコマンドの要件
raidinfコマンドを利用するには、次の3つが必要です。
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raidinfコマンドをインストールするコンピュータ
raidinfコマンドは、次のコンピュータ上で稼働します。ベンダーのサポート期間内のOSを使用してください。サポート期間を過ぎているOSでの動作は保証できません。
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Windows Server 2008※1、※2
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Windows Server 2012
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Windows Server 2016
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Windows Server 2019
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Red Hat Enterprise Linux AS 5.0
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Red Hat Enterprise Linux AS 5.0 on EM64T
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Red Hat Enterprise Linux 6
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Red Hat Enterprise Linux 7
- 注※1
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Microsoftのサポート期間が過ぎているOSです。Microsoftのサポート期間内のOSを使用してください。
- 注※2
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VSP Eシリーズではサポートしません。
raidinfコマンドをインストールするコンピュータには、IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を設定できます。
また、プロキシサーバ(IPv4)を超えてraidinfコマンドとSVPを接続できます。プロキシサーバを使用する場合は、コンピュータのHTTP_PROXY環境変数にプロキシサーバのサーバ名とポート番号を設定してください。
Windowsコンピュータでのコマンドの入力例を次に示します。
SET HTTP_PROXY=http://proxy.xx.co.jp:8080
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raidinfコマンド専用のユーザアカウント
raidinfコマンドを利用したい場合は、あらかじめraidinfコマンド専用のユーザアカウントを作成してください。
raidinfコマンド専用のユーザアカウントには、ストレージ管理者(初期設定)のロールだけを割り当ててください。
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raidinfコマンドのプログラム
raidinfコマンドは、プログラムプロダクト用のメディアに格納されています。
(2) raidinfコマンドをコンピュータにインストールする
背景
raidinfコマンドをコンピュータにインストールする手順を次に示します。
操作手順
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プログラムプロダクト用のメディアをコンピュータに挿入します。
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メディアからインストーラを起動します。
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Windowsの場合:「\program\Config_Report_CLI\Win32\setup.EXE」を起動します。
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Linux(32bit)の場合:「/program/Config_Report_CLI/」フォルダに移動し、「./RIinstsh」を起動します。
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Linux(64bit)の場合:「/program/Config_Report_CLI/LINUX/X64/」フォルダに移動し、「../../RIinstsh」を起動します。
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インストール先フォルダを尋ねられたら、raidinfコマンドをインストールしたいフォルダを指定します。
raidinfコマンドがインストールされます。Windows以外の場合、すでにインストールされているフォルダを指定していれば、上書きインストールされます。
なお、Windowsの場合は、インストール先フォルダには実行パスが設定されません。必要に応じてパスの設定を実施してください。