3.19.6 Javaセキュリティ設定を変更する
背景
SVPにJava7 Update55以降またはJava8 Update5以降がインストールされている場合は、Storage Navigatorとmaintenance utilityの一部の画面を開く際に、アプリケーションの実行がブロックされる場合があります。Java11ではブロックされません。
上記の現象が発生した場合は、次の操作手順に従いJavaセキュリティ設定を変更してください。
Javaのバージョンとアップデートの確認方法は、「3.19.8 Javaのバージョンとアップデートの確認方法」を参照してください。
操作手順
-
SVPのhttp、およびhttpsのポート番号を確認します。
デフォルトのポート番号(httpは80、httpsは443)を変更して運用している場合は、操作手順2.から操作手順6.を参照してポート番号を確認してください。
デフォルトのポート番号で運用している場合は、操作手順7.に進んでください。
-
SVPのWindowsのコマンドプロンプトを、管理者権限で起動します。
-
ポート番号を表示させるバッチファイルを格納したディレクトリに移動します。
cd /d C:\Mapp\wk\Supervisor\MappIniSet
「C:\Mapp」は、Storage Navigatorのインストールディレクトリを示します。 インストールディレクトリに「C:\Mapp」以外を指定した場合は、指定したインストールディレクトリに置き換えてください。
-
下記のコマンドを実行します。
MappPortRefer.bat [シリアル番号]
[シリアル番号]を省略すると、Storage Device Listに登録されてるすべてのストレージシステムの情報が表示されます。
-
SVPのhttp、およびhttpsのポート番号をメモします。
MAPPWebServerにhttpのポート番号が表示されます。
MAPPWebServerHttpsにhttpsのポート番号が表示されます。
-
「続行するには何かキーを押してください...」のメッセージが表示されます。
コマンドプロンプトを閉じます。
-
SVPのWindowsの[スタート]メニューから、[スタート]-[コントロールパネル]-[Java]を選択して、[Javaコントロール・パネル]を開きます。
もしくは[すべてのプログラム]-[Java]-[Java の構成]をクリックして、[Java コントロール・パネル]を開きます。
Windows 10の場合は、[Windowsシステムツール]-[コントロールパネル]-[Java(32ビット)]をクリックして、[Java コントロール・パネル]を開きます。
-
[Java コントロール・パネル]の[セキュリティ]タブの[サイト・リストの編集(S)…]をクリックします。
-
[例外サイト・リスト]に下記のURLを追加して、[OK]をクリックします。
デフォルトのポート番号(httpは80、httpsは443)で運用している場合は、ポート番号を省略できます。
なお、CTLはポート番号を変更する機能が未サポートのため、ポート番号の指定は不要です。
-
<http://localhost:httpのポート番号>
-
<https://localhost:httpsのポート番号>
-
<http://127.0.0.1:httpのポート番号>
-
<https://127.0.0.1:httpsのポート番号>
-
<http://(SVPのIPアドレス:httpのポート番号)>
-
<https://(SVPのIPアドレス:httpsのポート番号)>
-
<http://(CTL1のIPアドレス)>
-
<http://(CTL2のIPアドレス)>
-
<https://(CTL1のIPアドレス)>
-
<https://(CTL2のIPアドレス)>
-
-
[例外サイト・リスト]にURLが追加されていることを確認してください。
-
[詳細]タブの[署名付き証明書失効チェックを実行]、または[署名付きコード証明書失効チェックを実行]を[チェックしない(非推奨)]に設定し、[OK]をクリックします。
-
[Javaコントロール・パネル]を閉じて、Webブラウザを再起動します。
- 注意
-
Storage Navigator、またはmaintenance utilityを使用した作業の終了後は、「3.19.7 Javaセキュリティ設定を戻す」を参照して、Javaセキュリティの設定を戻してください。