3.3.3 暗号化スイートの選択
背景
管理PCとストレージシステム、およびSVPとストレージシステムの通信に使用する暗号化スイートを選択します。
- 注意
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SVPとストレージシステム間のプロトコルを設定したい場合はSVPでの設定も必要になります。
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VSP Eシリーズ以外、かつストレージ管理ソフトウェアのバージョンが88-07-02-XX/XX以降で次の暗号スイートのいずれかを選択した場合、必ずSVPのRSA鍵交換の暗号スイートも有効化してください(「(2) SVPのRSA鍵交換の暗号スイートを有効化する」を参照)。
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TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256
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TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA
また、「TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256とTLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHAのどちらも未使用」を選択した場合、必ずSVPのRSA鍵交換の暗号スイートも無効化してください(「(1) SVPのRSA鍵交換の暗号スイートを無効化する」を参照)。
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暗号化スイートを選択すると、それに付随して選択できる暗号化スイートが、SSL通信の接続経路ごとに変わります(詳細は「2.5.2 ストレージシステムのSSL通信」を参照)。
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操作手順
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maintenance utilityにログインします。
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左下の[メニュー]-[システム管理]-[暗号化スイート選択]を選択します。
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暗号化スイート選択画面が表示されます。暗号化スイートを選択します。
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設定内容を確認し[適用]をクリックします。
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完了メッセージが表示されます。[閉じる]をクリックします。