2.7.1 アラート通知
ストレージシステムの障害情報(SIM)を通知するための設定をします。
メールサーバ、Syslogサーバ、SNMPマネージャとの連携によって、ストレージシステムを監視できます。どれか1つ以上を設定してください。
メールサーバを利用するとアラート通知をメールで受信できます。この機能によってストレージシステム管理者はストレージシステムを遠隔監視できます。
Syslogサーバを利用するとアラート通知をSyslogサーバに蓄積できるため、障害発生の履歴として保管できます。
SNMPマネージャを利用すると障害の内容を把握できるため、障害回復までの時間を短縮できます。
- メモ
-
障害情報はCTL1の管理ポートから管理LANを介して通知されます。CTL1が障害により動作を停止している場合はCTL2の管理ポートから通知されます。このためCTL1の管理ポートは必ず管理LANに接続してください。CTL2の管理ポートだけが管理LANに接続されていると、障害情報が正しく通知されない可能性があります。
通信障害の発生などにより最大256個の障害情報が滞留しますが、通信障害が解消されると、約5分以内に通知されます。