2.1.5 Hitachi Storage Advisor Embedded利用の構成の注意事項
プール運用が前提の構成において利用してください
Hitachi Storage Advisor Embeddedを利用する場合、ボリュームは必ずプールから切り出して作成されます。CLI等を用いて、従来ストレージシステムにおけるパリティグループや、パリティグループから生成されるネイティブボリュームを使用すると、Hitachi Storage Advisor Embeddedでは管理できなくなります。
VSP Eシリーズ以外は、暗号化を使用しない構成で利用ください
VSP Eシリーズ以外では、Hitachi Storage Advisor Embeddedで暗号化されたボリュームを作成できません。暗号化されたボリュームを作成したい場合は、REST APIを使用してボリュームを作成してください。詳細はREST API リファレンスガイドを参照してください。なお、VSP Eシリーズは、暗号化されたボリュームを作成できます。
コピー系の機能の操作とトラブルシューティング
Thin Imageは、Hitachi Storage Advisor Embeddedで操作できます。トラブルシューティングにも対応しています。
以下のコピー系の機能は、Hitachi Storage Advisor Embeddedで操作できません。操作とトラブルシューティングは、RAID ManagerまたはStorage Navigatorを利用してください。
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ShadowImage
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TrueCopy
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Universal Replicator
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global-active device
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nondisruptive migration