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3.18.14 SVPで使用するポート番号変更時の影響

SVPと接続するクライアント側でSVPが使用するポートに対して、TCP/IPのポートを使用できるようにファイアウォール設定をしている場合、SVPの変更後ポートに合わせて設定してください(変更前のポートはファイアウォールの開放設定を閉じてください)。

各ポート番号の影響は次のとおりです。

ポート番号キー名

影響内容

変更方法の記載マニュアル

MAPPWebServer

MAPPWebServerHttps

Storage NavigatorにログインするURL指定時に、ポート番号を指定する必要があります。

本マニュアルの「3.2.48 Storage Navigatorにログインする

RMIClassLoader

エクスポートツール(ExportTool) コマンド実行時、java コマンドの el.dlport オペランドで指定する ポート番号に、エクスポートツールをダウンロードするときに使用するポート番号を指定します。

Performance Manager (Performance Monitor, Server Priority Manager) ユーザガイド

RMIClassLoaderHttps

構成レポート取得/階層再配置ログ作成プログラム(raidinf コマンド)

  • Storage Navigatorにraidinfコマンドでログイン時、SVPのIPアドレス(またはホスト名)に加えて、<SVPの変更ポート>を指定する。

Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドの「付録」

RMIIFRegist

エクスポートツール(Export Tool)

  • コマンド実行時、「ipサブコマンド」にてSVPのIPアドレスに加えて、<SVPの変更ポート>を指定する。

Performance Manager (Performance Monitor, Server Priority Manager) ユーザガイド

PreRMIServer

影響なし

DKCManPrivate

影響なし

SLP

SMI-Sをお使いの場合:

SMI-Sの通信で使用するポート番号を<SVPの変更ポート>に合わせる必要があります。

本マニュアルの「付録N SMI-S機能

SMIS_CIMOM

SMI-Sをお使いの場合:

SMI-Sの通信で使用するポート番号を<SVPの変更ポート>に合わせる必要があります。

ストレージシステムの登録後、「付録M.8 SVPで使用されるポート番号の参照」で使用されるポート番号を確認してから設定してください。

本マニュアルの「付録N SMI-S機能

CommonJettyStart

影響なし

CommonJettyStop

影響なし

RestAPIServerStop

影響なし

DeviceJettyStart

影響なし

DeviceJettyStop

影響なし