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 システム管理者 クイックリファレンス


3.5.22 ユーザの権限を変更する

背景

ユーザの権限は、ユーザグループ単位に設定します。あるユーザに許可する操作を変更するには、ユーザを別のユーザグループに所属させます。あるユーザを複数のユーザグループに所属させることもできます。

例えば、セキュリティ管理を担当しているユーザの権限を、パフォーマンス管理へ変更したい場合は、ユーザをストレージ管理者(パフォーマンス管理)ロールが割り当てられているユーザグループに追加したあと、セキュリティ管理者(参照・編集)ロールが割り当てられているユーザグループから除きます。

ユーザは最低1つのユーザグループに所属している必要があります。1つのユーザは、最大8つのユーザグループに所属できます。1つのユーザグループに所属できるユーザ数は、ビルトインユーザを含めて最大20です。

ログイン中のユーザの権限を変更した場合は、次回のログインから変更内容が有効になります。

前提条件

操作手順

  1. Storage Navigatorの[管理]ツリーから[ユーザグループ]を選択します。

  2. [ユーザグループ]タブで、ユーザを追加したいユーザグループを選択します。

  3. 次のどちらかの方法で、[ユーザ追加]画面を表示します。

    • [ユーザグループ]タブで[ユーザ追加]をクリックします。

    • [設定]メニューから[ユーザ管理]‐[ユーザ追加]を選択します。

  4. [ユーザ追加]画面で、ユーザのチェックボックスを選択して[追加]をクリックします。

  5. [完了]をクリックします。

  6. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  7. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  8. [タスク]画面で、操作結果を確認します。実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

  9. [管理]ツリーで[ユーザグループ]を選択します。

  10. [ユーザグループ]タブで、ユーザを除くユーザグループを選択します。

  11. [ユーザ]タブでユーザグループから除きたいユーザのチェックボックスを選択します。

  12. 次のどちらかの方法で、[ユーザグループから削除]画面を表示します。

    • [他のタスク]‐[ユーザグループから削除]をクリックします。

    • [設定]メニューから[ユーザ管理]‐[ユーザグループから削除]を選択します。

  13. [タスク名]にタスク名を入力し、[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  14. [タスク]画面で、操作結果を確認します。実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。