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 システム管理者 クイックリファレンス


3.5.2 認証サーバと認可サーバを使用したユーザ管理

認証サーバを使用すると、ユーザは、認証サーバが管理するパスワードを使用してStorage Navigatorにログインできます。認証サーバが管理するパスワードを使用するか、Storage Navigator独自のパスワードを使用するかは、ユーザごとに決定できます。

認証サーバを使用しない場合のユーザ認証の流れを次の図に示します。

[図データ]

認証サーバを使用する場合のユーザ認証の流れを次の図に示します。

[図データ]

認証サーバに加えて認可サーバとも連携すると、認可サーバに登録してあるユーザグループをStorage Navigatorのユーザに割り当てられます。

認証サーバと認可サーバを併用する場合のユーザ認証の流れを次の図に示します。

[図データ]

また、DNSサーバのSRVレコードに認証サーバの情報を登録しておくと、ホスト名やポート番号を意識しないで認証サーバを使用できます。SRVレコードに複数台の認証サーバを登録すると、あらかじめ設定しておいた優先度に基づき、使用する認証サーバを決定できます。

注意

外部認証サーバに登録されているユーザの所属先ユーザグループと、ストレージシステムにローカルに登録されているユーザの所属先ユーザグループが異なる場合、ストレージシステムでの所属先ユーザグループが優先されます。