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 システム管理者 クイックリファレンス


3.4.31 Storage Navigatorサブ画面の異常終了および応答なし(ハングアップ)エラーと対策

エラーの種類/操作の内容

原因/対策

Storage Navigatorがハングアップして、応答しない。

次の場合、Storage Navigatorがハングアップしたおそれがあります。

  • Storage Navigatorサブ画面の手前に表示されている画面を移動させた場合に、画面を移動させた跡が灰色になり長時間元に戻らない。

  • Storage Navigatorサブ画面全体が灰色になり、長時間元に戻らない。

Storage Navigatorサブ画面で<Ctrl>+<Alt>+<Shift>+<D>キーを押して、Storage Navigatorを終了してください。

上記操作を実行してもStorage Navigatorが終了しない場合は管理クライアントを再起動するか、次の方法で強制的にStorage Navigatorを終了したあとで、Storage Navigatorを再起動してください。

  • Windowsの場合:

    Javaを使用しているアプリケーションをすべて正常終了させたあと、タスクマネージャを起動してjavaw.exeおよびjavaws.exeを終了します。

  • UNIXの場合:

    Javaを使用しているアプリケーションをすべて正常終了させたあと、killコマンドでjavawおよびjavawsを強制終了します。

Storage Navigatorサブ画面で[すべて更新]または[更新]を選択したときに[しばらくお待ちください]という画面が長時間表示されたままである。

次の原因が考えられます。

  • Storage Navigator以外のアプリケーション(RAID Managerなど)から構成変更中のおそれがあります。

    アプリケーションでの構成変更が終了後、しばらくすると更新が終了します。

  • Volume Migration、QuickRestore、Thin Imageなどの処理が実行中のおそれがあります。Volume Migration、QuickRestore、Thin Imageの処理が完了後、しばらくすると更新が終了します。

Storage Navigatorサブ画面の操作中にエラー(110-67005)が発生した。

次の原因が考えられます。

  • Storage Navigator以外のアプリケーション(RAID Managerなど)から構成変更中のおそれがあります。

  • Volume Migration、QuickRestore、Thin Imageなどの処理が実行中のおそれがあります。

  • ストレージシステムとSVPの間で通信エラーが発生したため、構成情報が不一致になっているおそれがあります。

しばらくしてから[ファイル]‐[すべて更新]を選択して、構成情報を再読み込みさせてください。そのあとで、再度Storage Navigatorを操作してください。

Storage Navigatorサブ画面の操作中にサブ画面が消え、エラー(20020-108000)が発生した。

再度Storage Navigatorメイン画面からStorage Navigatorサブ画面を起動してください。何度操作してもエラーが発生する場合は、起動中のStorage Navigatorの画面をすべて閉じてから、JavaおよびWebブラウザのキャッシュをクリアしてください。

Firefoxが異常(強制)終了した。

"java_vm"と"mozilla"のプロセスが不当に残り、動作が異常になる場合があります。この場合、不当なプロセスを終了させてから、以降の操作をしてください。

Storage Navigatorの使用中に次のエラーが発生する。

  • 20121-107024および10-6027

  • 20020-10800および10-6027

  • 10-6027

次の原因が考えられます。

  • SVPが再起動されたおそれがあります。10分ほど待ったあと、Storage Navigatorを再起動してください。

  • 管理クライアントに認識されているStorage Navigatorのバージョンと、SVPにインストールされているStorage Navigatorのバージョンが一致していないおそれがあります。現在起動しているWebブラウザの画面をすべて閉じてから、Webブラウザのキャッシュをクリアしてください。

  • 管理クライアントがスタンバイまたは休止状態になったおそれがあります。Storage Navigatorを再起動してください。

  • ネットワーク接続にプロキシを使用している場合は、プロキシのキャッシュに、古いバージョンのプログラムが格納されているおそれがあります。Webブラウザのキャッシュをクリアしても問題が解決しない場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

  • Webブラウザを再起動してください。

上記の対策を行っても問題が解決しない場合は、Storage Navigatorのダンプファイルを採取して、お問い合わせください。

Storage Navigatorのサブ画面を起動しようとすると、下記のエラーが発生する。

  • 22252-007007

  • 10-6071

下記の原因によりStorage Navigator動作PC からSVPへのSSL通信に失敗しました。

  • SVPの証明書を初期状態から更新していないが、サーバ検証を有効にしている。

    SVP の証明書を更新してください『Hitachi DeviceManager - Storage Navigatorユーザガイド』参照。またはサーバ検証を無効にしてください。

  • 入力したホスト名またはIPアドレスが間違っている。

    正しいホスト名またはIPアドレスを指定して、再度実行してください。

  • SVPの証明書を更新しているが、Storage Navigator動作PCルート証明書または自己署名証明書を登録していない。

    Storage Navigator動作PCにルート証明書または自己署名証明書を登録してください。

  • Storage Navigator動作PCに登録したルート証明書または自己署名証明書が誤っている、またはSVP のホスト名またはIP アドレスが、SVP のサーバ証明書のSAN(subjectAltName)またはCN(CommonName)と一致していない、またはSVPのサーバ証明書の有効期限が切れている、またはSVPのサーバ証明書が失効している、またはSVPの証明書が中間CAにより署名されているが、SVPにサーバ証明書のみ登録している。

    証明書の発行元に問い合わせて、有効な証明書を入手し、SVPの証明書を更新してください。

  • TLSセキュリティ設定で、証明書の鍵タイプに対応した暗号スイートが選択されていない。

    TLSセキュリティ設定と整合性が取れた暗号スイートを選択してください。