Hitachi

 システム管理者 クイックリファレンス


2.9.6 管理GUIでアラートを確認した場合の対処手順

背景

管理GUIでアラートを確認した場合、maintenance utilityの操作画面を表示してください。

maintenance utilityは、ストレージシステムの状態を常時監視し、画面左上に表示します。

トラブルが発生すると「Warning」または「Failed」と表示されます。下記の操作によりトラブルの詳細を調べてください。

ストレージシステム状態がFailed、Warningの場合は、maintenance utility画面で参照していないアラート(SIM: Service Information Message)の有無と、そのアラートのSIMリファレンスコードとアクションコードを確認して弊社保守員に連絡してください。

操作手順

  1. ストレージシステムの状態を確認します。

  2. ヘッダエリアで、[アラート]をクリックします。

    [アラート]タブが表示されます。

    [図データ]

    ストレージシステムの状態

    説明

    未参照アラート (SIM)

    ナビゲーションエリア

    [アラート]ボタンのアイコン/色

    Failed

    システムダウンが発生している可能性のあることを示します。

    なし

    [図データ]

    [図データ]

    あり

    [図データ]

    [図データ]

    Warning

    部品状態にBlocked、Warningがあることを示します。

    なし

    [図データ]

    [図データ]オレンジ

    あり

    [図データ]

    [図データ]オレンジ

    Ready

    部品状態がすべて正常であることを示します。

    なし

    [図データ]

    [図データ]

    あり

    [図データ]

    [図データ]

    Power-on in progress

    電源ON中であることを示します。

    [図データ]

    Power-off in progress

    電源OFF中であることを示します。

    [図データ]

    Unknown

    そのほか(電源をONにする前の状態など)

    [図データ]

  3. [アラート]タブで、[DKC]、[GUM (CTL1)]、および[GUM (CTL2)]をクリックし、参照していないアラート(SIM)がないか確認します。

    [図データ]
  4. [アラートID]の文字列をクリックすると、[アラート詳細]画面が表示されます。アラートの内容を確認します。

    [図データ]
  5. 手順4で確認したSIMリファレンスコード、アクションコードを弊社保守員に連絡してください。

〈この項の構成〉