付録C.22 HSTSを有効化する
背景
HSTSを有効化できます。この設定は任意です。
- メモ
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HSTS(HTTP Strict Transport Security)は、WebサーバがWebブラウザに対してHTTPSを使用するように伝達するセキュリティ機構です。
- 注意
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HSTSを有効にした場合、HTTPでStorage Navigatorに接続ができない場合があります。HTTPで接続できない場合は、HTTPSで接続してください。
操作手順
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SVPでWindowsのコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
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カレントディレクトリをツールが存在するディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
cd /d C:\Mapp\wk\Supervisor\MappIniSet MappHstsEnable.bat
- ヒント
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C:\Mapp:ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリを示します。
「C:\Mapp」以外をインストールディレクトリに指定した場合は、「C:\Mapp」を、指定のインストールディレクトリに置き換えてください。
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画面に「Press any key to continue…」が表示されます。Enterキーを押してください。
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HSTSが有効化されたか確認するため、次のコマンドを実行します。
MappHstsState.bat
「hsts=on」のメッセージが表示され場合、HSTSは有効化されています。Enterキーを押してください。
「hsts=off」のメッセージが表示され場合、HSTSは有効化されていません。Enterキーを押して、操作手順2.からやり直してください。
「指定されたファイルが見つかりません。」のメッセージが表示され場合、HSTSの設定処理が失敗しています。Enterキーを押して、操作手順2.からやり直してください。
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コマンドプロンプトを閉じます。
- 〈この項の構成〉