1.7.38 GADペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームを入れ替える
障害リカバリの途中で、正サイトのボリュームがセカンダリボリュームに、副サイトのボリュームがプライマリボリュームに変わる場合があります。その場合、プライマリボリュームとセカンダリボリュームを入れ替えます。
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交替パスソフトウェアを使用して、サーバから副サイトのストレージシステムにあるプライマリボリュームへのI/Oを停止します。
交替パスを削除できない場合も、次の手順へ進みます。
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GADペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームが逆転していることを確認します。
コマンド例:
pairdisplay -g oraHA -fxce -IH0 Group PairVol(L/R) (Port#,TID, LU),Seq#, LDEV#.P/S, Status, Fence, %,P-LDEV# M CTG JID AP EM E-Seq# E-LDEV# R/W oraHA dev1(L) (CL1-A-0, 0, 0)411111 2222. S-VOL PAIR NEVER , 100 4444 - - 0 - - - - L/M oraHA dev1(R) (CL1-C-0, 0, 0)422222 4444. P-VOL PAIR NEVER , 100 2222 - - 0 - - - - L/M
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正サイトのストレージシステムで、セカンダリボリュームのペア状態をSSWSに変更して、GADペアを中断します(スワップサスペンド)。
コマンド例:pairsplit -g oraHA -d dev1 -RS -IH0
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正サイトのストレージシステムで、プライマリボリュームとセカンダリボリュームを入れ替えて、GADペアを再同期します(スワップリシンク)。
コマンド例:pairresync -g oraHA -d dev1 -swaps -IH0
- 注意
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GADペアの片方のボリュームの容量拡張が成功した後に障害が発生した場合、GADペアの作成、再同期、スワップリシンク、およびhorctakeover操作は、容量不一致により失敗します。もう片方のボリュームの容量を拡張して、両方のボリュームの容量を一致させてから、この操作を実施してください。
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GADペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームのペア状態が、両方ともPAIR(Mirror(RL))に変わったことを確認します。
コマンド例:
pairdisplay -g oraHA -fxce -IH0 Group PairVol(L/R) (Port#,TID, LU),Seq#, LDEV#.P/S, Status, Fence, %,P-LDEV# M CTG JID AP EM E-Seq# E-LDEV# R/W oraHA dev1(L) (CL1-A-0, 0, 0)411111 2222. P-VOL PAIR NEVER , 100 4444 - - 0 - - - - L/M oraHA dev1(R) (CL1-C-0, 0, 0)422222 4444. S-VOL PAIR NEVER , 100 2222 - - 0 - - - - L/M
pairdisplay -g oraHA -fxce -IH1 Group PairVol(L/R) (Port#,TID, LU),Seq#, LDEV#.P/S, Status, Fence, %,P-LDEV# M CTG JID AP EM E-Seq# E-LDEV# R/W oraHA dev1(L) (CL1-C-0, 0, 0)422222 4444. S-VOL PAIR NEVER , 100 2222 - - 0 - - - - L/M oraHA dev1(R) (CL1-A-0, 0, 0)411111 2222. P-VOL PAIR NEVER , 100 4444 - - 0 - - - - L/M
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交替パスソフトウェアを使用して、サーバから副サイトのストレージシステムにあるセカンダリボリュームへのI/Oを再開します。