1.2.16 Thin Imageのペア状態とGADのペア操作可否の関係(GADペアのセカンダリボリュームをThin Imageと併用している場合)
TIのペア状態 |
GADのペア操作 |
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ペア作成 |
ペア中断 |
ペア削除 |
ペア再同期 |
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P-VOL指定 |
S-VOL指定 |
P-VOL指定※1 |
S-VOL指定※2 |
強制削除 |
P-VOL指定 |
S-VOL指定 |
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SMPL(PD) |
×※3 |
○ |
○ |
×※4 |
○ |
○ |
○ |
○ |
COPY |
×※3 |
○ |
○ |
×※4 |
○ |
○ |
○ |
○ |
PAIR |
×※3 |
○ |
○ |
×※4 |
○ |
○ |
○ |
○ |
PSUS |
×※3 |
○ |
○ |
×※4 |
○ |
○ |
○ |
○ |
COPY(RS-R) |
×※3、※5 |
- |
- |
×※4 |
○ |
○ |
×※5、※6 |
×※6 |
PSUE |
×※3 |
○ |
○ |
×※4 |
○ |
○ |
○ |
○ |
- (凡例)
-
○:操作できる
×:操作できない
-:起こりえない
P-VOL:プライマリボリューム
S-VOL:セカンダリボリューム
- 注※1
-
GADペアのプライマリボリュームのペア状態がPSUSまたはPSUE、かつI/OモードがLocalのときだけ、プライマリボリュームを指定してGADペアを削除できます。
- 注※2
-
GADペアのセカンダリボリュームのペア状態がSSWS、かつI/OモードがLocalのときだけ、セカンダリボリュームを指定してGADペアを削除できます。
- 注※3
-
GADペアを作成するには、セカンダリボリュームとして使用するボリュームの仮想属性にGAD予約を割り当てる必要があります。仮想属性にGAD予約を割り当てたボリュームは仮想LDEV IDが削除されるため、Thin Imageと併用しているボリュームをGADペアのセカンダリボリュームに指定してGADペアを作成することはできません。
- 注※4
-
プライマリボリュームを指定してGADペアを削除すると、GADのセカンダリボリューム(Thin Imageのプライマリボリューム)の仮想LDEV IDが削除されるため、操作できません。
- 注※5
-
GADペアのコピー先と、Thin Imageペアのコピー先のボリュームが同一であるため、操作できません。
- 注※6
-
Thin Imageのリストアコピーを継続するには、GADペアを中断させておく必要があります。