1.7.40 プライマリボリュームとセカンダリボリュームの両方から仮想LDEV IDが削除されている場合のGADペアの作成手順
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プライマリボリュームとセカンダリボリュームの仮想属性を確認します。
プライマリボリュームとセカンダリボリュームの両方の仮想属性に、GAD予約が割り当てられていることを確認します。
コマンド例:
プライマリボリューム(LDEV ID:0x4444)とセカンダリボリューム(LDEV ID:0x5555)の情報を表示します。
raidcom get ldev -ldev_id 0x4444 -fx -IH0 (略) LDEV : 4444 VIR_LDEV : ffff (略) raidcom get ldev -ldev_id 0x5555 -fx -IH1 (略) LDEV : 5555 VIR_LDEV : ffff (略)
仮想属性にGAD予約が割り当てられているボリュームに、raidcom get ldevコマンドを実行すると、VIR_LDEV(仮想LDEV ID)に「ffff」が表示されます。
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プライマリボリュームへのLUパスをすべて削除します。
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プライマリボリュームのGAD予約を解除します。
コマンド例:
プライマリボリューム(LDEV ID:0x4444)のGAD予約を解除します。
raidcom unmap resource -ldev_id 0x4444 -virtual_ldev_id reserve -IH0
プライマリボリューム(LDEV ID:0x4444)の情報を表示します。
raidcom get ldev -ldev_id 0x4444 -fx -IH0 (略) LDEV : 4444 VIR_LDEV : fffe (略)
GAD予約が解除されたボリュームには、仮想LDEV IDが割り当てられていません。仮想LDEV IDが割り当てられていないボリュームに、raidcom get ldevコマンドを実行すると、VIR_LDEV(仮想LDEVID)に「fffe」が表示されます。
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プライマリボリュームに仮想LDEV IDを設定します。
コマンド例:
プライマリボリューム(LDEV ID:0x4444)に、仮想LDEV IDの0x4444を設定します。
raidcom map resource -ldev_id 0x4444 -virtual_ldev_id 0x4444 -IH0
プライマリボリューム(LDEV ID:0x4444)の情報を表示します。
raidcom get ldev -ldev_id 0x4444 -fx -IH0 (略) LDEV : 4444 VIR_LDEV : 4444 (略)
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プライマリボリュームとセカンダリボリュームの仮想属性を確認します。
コマンド例:
raidcom get ldev -ldev_id 0x4444 -fx -IH0 (略) LDEV : 4444 (略) raidcom get ldev -ldev_id 0x5555 -fx -IH1 (略) LDEV : 5555 VIR_LDEV : ffff (略)
プライマリボリューム(LDEV ID:0x4444)に仮想LDEV IDの0x4444が割り当てられていて、セカンダリボリューム(LDEV ID:0x5555)にGAD予約(VIR_LDEV:ffff)が割り当てられています。
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プライマリボリュームに使用するポートとホストグループを指定して、LUパスを再設定します。
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GADペアを再作成します。
- 注意
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GADペアの片方のボリュームの容量拡張が成功した後に障害が発生した場合、GADペアの作成、再同期、スワップリシンク、およびhorctakeover操作は、容量不一致により失敗します。もう片方のボリュームの容量を拡張して、両方のボリュームの容量を一致させてから、この操作を実施してください。