1.1.12 GADのI/Oモード
I/OモードI/Oモードは、GADペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームが、それぞれに持つI/Oの動作を表しています。
I/Oモード |
読み取りの処理 |
書き込みの処理 |
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このマニュアルでの表記 |
RAID Managerでの表示※ |
Storage Navigatorでの表示 |
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Mirror(RL)Mirror(RL) |
L/M |
ミラー(ローカルRead)ミラー(ローカルRead) |
読み取り要求を受けたストレージシステムのデータを、サーバに送信する |
プライマリボリューム、セカンダリボリュームの順に、両方のボリュームへデータを書き込む |
LocalLocal |
L/L |
ローカルローカル |
読み取り要求を受けたストレージシステムのデータを、サーバに送信する |
書き込み要求を受けたストレージシステムのボリュームにだけ、データを書き込む |
BlockBlock |
B/B |
ブロックブロック |
拒否(Illegal requestを応答) |
拒否(Illegal requestを応答) |
- 注※
-
RAID Managerでは、「読み取りの処理/書き込みの処理」の形式でI/Oモードが表示されます。LはLocal、MはMirror、BはBlockを示します。
I/OモードがBlockのボリュームに対するReport LUNコマンドやInquiryコマンドには、LU未定義の応答が返ります。よって、I/OモードがBlockのボリュームは、サーバには認識されない、またはパス状態が閉塞の状態です。