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 ボリュームミラーリング クイックリファレンス 


1.4.25 ホストグループを作成する

GADペアのセカンダリボリュームが使用するホストグループを作成します。ホストグループの作成要否は、セカンダリボリュームが使用するホストグループのIDによって異なります。

〈この項の構成〉

(1) ホストグループIDが0のホストグループにホストモードを設定する

ホストグループID が0 のホストグループは、最初から用意されています。ホストグループにホストモードを設定してください。

コマンド例(ホストモードをWindowsにする場合)

raidcom modify host_grp -port CL1-C-0 -host_mode WIN -IH1

確認コマンド例

ポート(ポート名:CL1-C)に設定されているホストグループの情報を表示します。

raidcom get host_grp -port CL1-C -IH1
PORT   GID  GROUP_NAME                       Serial# HMD          HMO_BITs
CL1-C    0  1C-G00                           422222 WIN

ホストモードが正しいことを確認します。

(2) ホストグループIDが1以降のホストグループを作成する

ホストグループIDが1以降のホストグループは、最初から用意されていません。そのため、GADペアのセカンダリボリュームが使用するホストグループを作成して、ホストモードを設定します。

メモ

プラットフォームの異なる複数のサーバホストを1つのポートに接続する場合は、プラットフォームごとにホストグループを作成してください。

メモ

ホストグループを新たに作成した場合、作成したホストグループIDをリソースグループに予約していないときは、作成したホストグループIDをリソースグループに追加してください。

[図データ]

コマンド例(CL1-C-1を使用する場合)

  1. ポート(CL1-C)に、ホストグループIDが1のホストグループ(HAVol)を作成します。

    raidcom add host_grp -port CL1-C-1 -host_grp_name HAVol -IH1
  2. ホストグループにホストモードを設定します。

    ホストモードをWindowsに設定する例:

    raidcom modify host_grp -port CL1-C-1 -host_mode WIN -IH1
  3. 作成したホストグループ(CL1-C-1)をリソースグループ(HAGroup1)に予約します。

    raidcom add resource -resource_name HAGroup1 -port CL1-C-1 -IH1

確認コマンド例

ポート(ポート名:CL1-C)に設定されているホストグループの情報を表示します。

raidcom get host_grp -port CL1-C -IH1
PORT   GID  GROUP_NAME                       Serial# HMD          HMO_BITs
CL1-C    0  1C-G00                          422222  WIN
CL1-C    1  HAVol                            422222  WIN

ポート名、ホストグループID、およびホストグループ名が正しいことを確認します。