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 ボリュームミラーリング クイックリファレンス 


1.2.20 GADData Retention Utilityとの併用

GADは、Data Retention Utilityで設定したアクセス属性に関わらず、ペアを作成できます。ただし、GAD状態とアクセス属性の組み合わせによっては、サーバからのI/Oがガードされることがあります。

GADペアを作成または再同期するときに、プライマリボリュームのアクセス属性がセカンダリボリュームにコピーされます。ただし、GAD状態が二重化もしくは二重化中の場合にアクセス属性を変更するときは、プライマリボリュームおよびセカンダリボリュームの両方にアクセス属性を設定してください。

セカンダリボリュームにData Retention Utilityの副VOL拒否属性が設定されると、RAID ManagerからGADペアを操作する場合に制限が発生します。セカンダリボリュームの副VOL拒否属性を解除してからGADペアを操作してください。