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 ボリュームミラーリング クイックリファレンス 


1.2.7 GADShadowImageとの併用

GADペアのプライマリボリュームおよびセカンダリボリュームを、ShadowImageペアのプライマリボリュームとして使用できます。

メモ

GADペアのボリュームを使用してShadowImageペアを作成するときは、仮想LDEV IDではなく実LDEV IDを指定してください。

GADのプライマリボリュームとセカンダリボリュームを使用して、ShadowImageペアをそれぞれ3個まで作成できます。

[図データ]

サーバからは、GADペアのプライマリボリュームとセカンダリボリュームは1個のボリュームに見えるため、サーバからは1個のボリュームに対して6個のShadowImageペアが作成されたように見えます。

[図データ]

作成したShadowImageペアのセカンダリボリュームを使用して、それぞれ3個のカスケードペアを作成できます。よって、1個のGADのプライマリボリュームまたはセカンダリボリュームに対して、最大9個のShadowImageペアを作成できます。また、サーバから見て、1個のボリュームに対して最大18個のShadowImageペアを作成できます。

ShadowImageペアのコンシステンシーグループには、1台のストレージシステム内のペアだけを登録できます。そのため、GADペアのプライマリボリュームを使用しているShadowImageペアと、GADペアのセカンダリボリュームを使用しているShadowImageペアは、同一のコンシステンシーグループには登録できません。