1.12.6 TrueCopyペアを削除してから副サイトへ操作を切り替える流れ
背景
ペアを削除してから副サイトに操作を切り替える流れを次に示します。
操作手順
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セカンダリボリュームのそれぞれのペア状態とフェンスレベルを確認します。
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セカンダリボリュームのペアの状態とそのペアのプライマリボリュームフェンスレベルの設定に基づいて、セカンダリボリュームのデータが保証されているかを判断します。
[TCペア作成]画面の[プライマリボリュームフェンスレベル]の設定が[なし](RAID Managerの場合は、pairdisplayコマンドの出力結果で、Fence欄がNever )のTrueCopyペアの場合は、さらに分析してセカンダリボリュームのデータが保証されているかを判断します。次のどちらかの方法で、セカンダリボリュームのデータが保証されていることを確認できます。
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ホストフェイルオーバを介して転送されたセンス情報を使用する
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セカンダリボリュームのデータが保証されていることを確認できた他のファイル(データベースログファイルなど)と、セカンダリボリュームの内容を比較する
セカンダリボリュームのデータが保証されているかことを確認できたファイルを使用して復旧してください。
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必要に応じて、ファイルを復旧します。
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各副サイトのストレージシステムに接続し、すべてのTrueCopyペアを削除します。
一度セカンダリボリュームがSMPL状態に変わると、ほかの単一ボリュームと区別できなくなります。必要に応じて、ボリュームマネージャを使用してボリュームのラベルをセカンダリボリュームに変更してください。
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ファイル回復手順を完了します。
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セカンダリボリュームをオンラインにする前に、必要なファイルすべての復旧手順が完了していることを確認します。
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この時点で、前のセカンダリボリュームがプライマリボリュームの代わりとなった副サイトで、重要なアプリケーションを開始できます。